作詞・作曲:伊勢正三
あなたに さようならって
言えるのは 今日だけ
明日になって またあなたの暖かい手に
触れたら きっと
言えなくなってしまう そんな気がして
私には 鏡に映った
あなたの姿を 見つけられずに
私の目の前にあった
幸せにすがりついてしまった
私の誕生日に
22本のローソクをたて
ひとつひとつが みんな君の
人生だねって言って 17本目からは
いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように
今はただ5年の月日が
永すぎた春といえるだけです
あなたの知らないところへ
嫁いで行く私にとって
ひとつだけこんな私の
わがまま聞いてくれるなら
あなたは あなたのままで
変わらずにいて下さい
そのままで…………

元々この曲はかぐや姫の4枚目のアルバム1974(昭和49)年3月5日発売された、かぐや姫の4枚目のアルバム「三階建の詩」に収録されていた曲です。
またこのアルバムでは、イルカさんがカバーしヒットしたことで知られる「なごり雪」も収録されています。
この曲を初めて聴いたとき、とにかくコピーしたいと思いました。
そこで、絶対的音感少女でもあった、里子先のN,Kちゃんに協力して貰い、やっとこさマスターしたものです。
この曲がリリースされた時は、中学2年になろうかと言う時期私は13才になったばかりでした。
アルバムを見ると、本当に「子供」のひと言。
NちゃんやN,Kちゃん、C,Kちゃん、Aさんの大人っぽいこと(決して色っぽいではありません)
で、こんな子供が、この曲をギターで弾き語りしていたのだから、奇妙と言うか、異様と言うか、滑稽と言うか…
ただ、当時の男子の値打ち?は、スポーツ万能か、ギターを弾けるかで決まっていたみたいで、ギターを弾ける奴は、とにかく女子にモテたいが為、色々な曲を覚えたものでした。
それにしても、17才から同棲ですよ!
流石に女共も、理解不能だったみたいです。
だってお嫁に行くまでは、清いままで…なんて言っている女の子が、まだ大多数を占めていましたから。