忘れ得ぬ歌ぱーと175「或る日突然」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


或る日突然

作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦

ある日突然 二人だまるの
あんなにおしゃべり していたけれど
いつかそんな 時が来ると
私には わかっていたの
ある日じっと 見つめ合うのよ
二人はたがいの 瞳の奥を
そこに何があるか 急に知りたくて
おたがいを 見る


ある日そっと 近寄る二人
二人をへだてた 壁をこえるの
そして二人 すぐに知るの
さがしてた 愛があるのよ
ある日突然 愛し合うのよ
ただの友だちが その時かわる
いつか知らず 胸の中で育ってた
二人の 愛


soon1969(昭和44)年5月10日にリリースされた、トワ・エ・モアのデビュー曲です。

トワ・エ・モアについては「ぱーと173」でご紹介致しましたので、そちらを参照して下さい。

昭和44年という年は、日本の外れに位置する、釧路市も揺れていました。 勿論市内唯一の四年制大学「学芸大学釧路分校」の学生運動ですが、他都市に比べると、穏やかではなかったでしょうか?
理由としては、当時の釧路は、水揚げ日本一を誇る港町であり、採炭量日本一を誇る炭鉱町でもあり、とにかく景気が良かった事で、大多数の市民は、学生運動に見向きもしなかったからだと思います。

私達子供は、ゲハ棒よりも、翌年に開かれる「大阪万博」や、月面着陸のアポロ宇宙船に夢中でした。

そんな中、この曲が流れていたのですが、山室英美子さんに、理想のお姉さん像を見ていた私は、すぐに覚えてしまい、リコーダーで吹けるようになったのです。

当時は意味などわかりませんでしたが、今思うと、私とNちゃんは、この歌詞の通りに、高校卒業まで進んできました。

ただ、私が意気地無かった為に、別々の道を歩き始めたのです。

今、本人は私の家に来て、缶ビールをくらっていますが(従姉と姪っ子も一緒) グダこそまきませんが、昔の事をネチッこく言われると「俺って、この子のどこに惚れたのかな…」と思ってしまいます。

現在Nちゃんは、ソファーで横になっています。
従姉はタバコを吸いながら、姪っ子と「サマーウォーズ」を観ています。
私は寝ます。

明日の朝、コイツらの朝ごはん作るの、めんどくさい…