忘れ得ぬ歌ぱーと164「シンシア」 | 遊遊のブログ

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シンシア

作詞・作曲:吉田拓郎

なつかしい人や町をたずねて
汽車を降りてみても
目に写るものは 時の流れだけ
心がくだけて行く
帰って行く場所も無いのなら
行きずりのふれ合いで
なぐさめ合うのもいいさ
シンシア そんな時 シンシア 君の声が
戻っておいでよと 唄ってる
君の部屋のカーテンやカーペットは
色あせてはいないかい


人ごみにかくれて 肩をすぼめて
自分を見つめた時
過ぎ去った夢がくずれ落ちる
長い夜が終わる
夜空は町に落ち
人々が笑いながら通りすぎる
あの日と同じ所を
シンシア そんな時 シンシア 君の声が
戻っておいでよと 唄ってる
君の部屋に僕一人居てもいいかい
朝を待つのがこわいから

シンシア 帰る場所も シンシア 無いのなら
シンシア 君のうでで シンシア 眠りたい
シンシア オー シンシア 君の部屋へ
シンシア オー


soon1974(昭和49)年7月1日に吉田拓郎さんとかまやつひろしさんが連名で発表したシングルです。

シンシアとは、1971昭和46)年6月1日に「17才」でレコードデビューを飾り、「元祖アイドル」と語られることもある、南沙織さんの愛称でもあり、洗礼名でもあります。

南沙織さんがデビューした時は、子供心にもカワイイ女の子だな…って思いました。

この曲がリリースされた当時は、中学1年の時でしたが、何せ「フォークの神様岡林」を超えた存在であったよしだたくろうさん。
猫も杓子もではないですが、ギターを弾く奴は、とにかく「たくろう」でした。

私はどちらかと言うと、かぐや姫派でしたが、たくろうも一応歌っていました(好きな曲は「外は白い雪の夜」)

シンシアは、N,KちゃんもC,Kちゃんも好きで、3人で良く歌いました。

しかしNちゃんはこの曲がお気に召さなかったみたいで、私が歌い出すとムサイ顔をしました。

それが不思議で仕方なかったのですが、私に「戻っておいで」と言っているのは、もしかしたらNちゃんなのかも知れません。

まぁ、彼女の前では、口が裂けても言えませんけどね。