忘れ得ぬ歌ぱーと128「サイレントイヴ」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

サイレントイヴ

作詞・作曲:辛島美登里

真白な粉雪 人は立ち止まり
心が求める場所を 思いだすの
いくつも愛を 重ねても 引きよせても
なぜ 大事な夜に あなたはいないの
さようならを決めたことは けっしてあなたのためじゃない
不安に揺れる キャンドル悲しかったから
"ともだち"っていうルールは とても難しいゲームね
もう二度と 二人のことを邪魔したりしない


本当は 誰れもが やさしくなりたい
それでも 天使に人はなれないから
眼をそらさずに 想い出はうるむけれど
移りゆく季節が ページをめくるわ
さようならを決めたことは けっしてあなたのせいじゃない
飾った花もカードもみんな Merry Christmas for Me
"ともだち"って微笑むより 今は一人で泣かせてね
もう一度 私の夢をつかむまで Silent Night


もう一度 私の夢をつかむまで Silent Night


soon1990(平成2)年11月7日にリリースされた、辛島美登里9枚目のシングルです。

奈良女子大学在学中の1983(昭和58)年に、自作の「雨の日」で第26回ヤマハ・ポピュラーソングコンテスト近畿地区代表で出場、グランプリを獲得。その年の世界歌謡祭にも出場しました。

この「雨の日」がデビューシングルとなりました。

この曲が出た当時の日本は、何や知らんけど「純愛」ブームでもありました。

ただし世の中は「バブル」の真っ最中で、アホな女が「結婚指輪は給料の3ヶ月。クリスマスは給料の1ヶ月…」なんてほざいていた時代です。

私は既に結婚していましたが、会社の女共は「男に奢ってもらうのが当然」と、マジで考えていた時代。
既婚者の私もターゲットにされていました(当時月間平均残業は90時間で、手取り40万円を軽く超えていた)

そんな中、この曲がヒットしたわけで、我々男共は、何と言うか、妙に引っかかるものがありましたね。

もっとも、クリスマスイブに独りと言うのは、当時珍しくも何ともなかったですし、クリスマスイヴ前日位に別れるカップルも多かったです。

それだけ女共の選択権が強かったのでしょう。

今でもこの曲を聴くと、何となくシラケてしまいますが、好きな曲でもあります。


では皆様、素敵なイヴをお過ごしくださいませ。
Merry X'mas