その神社は杉の林の中にある
草木を取り除いただけの
粗末な道をどれくらい歩いたのか
少し開けた場所に出る
朱色の木製の鳥居をくぐり中に入る
草がきれいに刈られ土のむき出しになってる広場の向こうに
社が建ってる
その横には神楽を舞うための建物が
何人かの人がその建物から出てきた
彼らは社のほうへいそいそと移動した
わっちもその後についていってみる
社の中ではその人たちにお札の様な物と赤い錦織の着物を渡していた
その中の一人の70過ぎの老女に声をかけてみる
彼女は体の弱い孫のためにお札を貰いにきたという
ココはそういうところだと
つまり 病に苦しむ人を助けてくれる神様がいらっしゃる神社だと
わっちもお札を貰おうとしたら
「貴方には必要ないでしょう」と巫女さんに言われてしまった
この神社には何度か来たことがあるんです
もちろん 夢でですが・・・