胃の次は『小腸』に入ります
小腸は『十二指腸』『空腸』『回腸』の3つの腸を総称して小腸と呼ばれ、
主に『消化・吸収』を行っている場所です。
※『十二指腸』を小腸に含めない場合もあるそうです。
胃である程度消化された食べ物は『幽門』を通り『十二指腸』に入ります。
『十二指腸』では消化酵素により消化をメインに行いますが、その際に胆嚢につながる胆管より胆汁(胆汁は肝臓で作られ総肝管より胆嚢に貯えられ濃縮される)が分泌され脂質を乳化させ、膵臓につながる膵管より膵液が分泌され消化と胃酸の中和を助けます。
胃酸は酸性ですが十二指腸の粘液はアルカリ性になっており、更に分泌される胆汁と膵液もアルカリ性なので、ここで胃から食べ物と一緒に降りてきた胃酸が中和されます。
膵液は消化力が強く三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)を全て消化できます。
分泌された胆汁酸のほとんどは『回腸』で再吸収され、肝臓に戻ります。
胆汁は消化こそ行いませんが、脂質を乳化させ消化酵素の働きを助け、脂肪の分解産物を吸収しやすい形に変化させてくれます。
十二指腸でより消化された食べ物は『空腸』に送られます。
『空腸』では大量の消化酵素により最終消化が行われ、そのまま『回腸』に送り込みます。内容物が比較的早く通過し、内部が空になっている事が多い為『空腸』と呼ばれるそうです。死体解剖の際も空っぽだったとか。
『空腸』と『回腸』には明確な境目がなく、大体胃の5分の2(※十二指腸を除く)が『空腸』で、残り5分の3が『回腸』だといわれています。
『空腸』より『回腸』に送られてきた養分はここで柔突起により吸収されますが、その際食べ物と一緒に飲み込まれた空気等の気体もここで吸収されます。
糖質とタンパク質は血管に吸収され『肝臓』に運ばれ、脂質は『リンパ管』に吸収されます。
『小腸』を抜けると次は『大腸』に入ります。
内容物が小腸を通過する時間は3~6時間と言われています。
『空腸』はおへその周辺により集まってますが、『回腸』は右下腹部辺り、両方とも全体的には身体の左寄りにあります。その為上行結腸(身体の右側を上る結腸)はむき出しになってますが、下降結腸(身体の左側を降りる結腸)は小腸に覆われています。
『小腸』は東洋では『腹脳』と呼ばれています。
小腸でも胃と同じ様に感情の消化を行っていて、消化しきれない感情があると小腸は異常な収縮をおこします。
過去ブログ『腸は第2の脳?』で書いたように腸は単に臓器と言うには物足りないくらいもっともっと何かを秘めている気がしますね。
経絡で言えば『小腸経』
『小腸経』が弱ると、大腿四頭筋、腹筋がゆるみやすいです。
五行で言えば『火』です。
臓は『心臓』、腑が『小腸』
+感情は『愛、喜び、尊敬』-感情は『憎悪、短期』
エネルギー質は『拡大、放射』
季節は『夏』
味は『苦味』
人体の滋養とするものは『血管、脈管系』
人体の入り込み、支配するものは『舌』
温度は『熱い』
作り出す液は『汗』
行き先は『顔色』
色は『赤』
生命機能は『暖かみ、活力、興奮』
血液との関係は『血を循環させる』
宿っている精神は『心』
次は『大腸』です
☆゚・*:.。. .。.:*・゜☆゚・*:.。. .。.:*・゜☆゚・*:.。. .。.:*・゜☆
ひとりひとりにあった技術がここにあります
asian relax WaiTea
アジアンリラックス ワイテァ
福井県鯖江市日の出町1-10
Facebookで最新情報チェック:)