虹
前回久しぶりに記事をアップした翌日。
虹を見た。
南側のベランダから、ふと左(東側)を向くと七色が目に入った。
href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140814/00/kugishi/da/6c/j/o0213015913033918242.jpg">
妙子をお父さんお母さんの眠る都城に連れて行った昨年11月以来の虹。
台風11号もここ北九州ではたいした被害はなく、西に沈む夕日が翌日の晴天を告げていた。
虹は太陽と反対側にできる。
東には、皿倉山と帆柱山。
平地にぽつんと突き出た北九州の顔。
雨でも降っているのだろう。
山の緑はかすみ、その麓に短い虹の赤ちゃん。
夕日が沈みかけ、その日の終わりを惜しむかのように輝き始めると、
赤ちゃんも成長する。
山の麓にちょこんと座っていた七色が、ぐんぐん大きくなり、
やがて山の頂を追い越し、半円形になった。
href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140814/00/kugishi/a2/5a/j/o0213015913033918241.jpg">
ウイスキーの水割りを用意し、
妙子が、煙草を吸う場所だったベランダの場所に陣取る。
いつの間にか、七色は鮮明さを増し、
「煙草、おいしいでしょ?」って訴えかけてくる。
二重の虹になった。
外側は、内の投影なのか。
七色の順番が、鏡を見ているように真逆になっている。
夕日に雲がかかり、虹も次第に元の短さに戻っていく。
「ああ、今日も終わりか」
と思っていたら、陽が沈む瞬間、眩しいほどに輝いた。
同時に、しぼみつつあった虹も輝く。
きれいだ。
ベランダの喫煙席で、妙子が煙を吐き出しながら口元をゆるませて、
ふっと、微笑んだ気がした。
※K.Bさん、お花ありがとうございます。<(_ _)>
すぐにも落ち帰り、仏壇に飾らせてもらいました。
虹を見た。
南側のベランダから、ふと左(東側)を向くと七色が目に入った。
href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140814/00/kugishi/da/6c/j/o0213015913033918242.jpg">
妙子をお父さんお母さんの眠る都城に連れて行った昨年11月以来の虹。
台風11号もここ北九州ではたいした被害はなく、西に沈む夕日が翌日の晴天を告げていた。
虹は太陽と反対側にできる。
東には、皿倉山と帆柱山。
平地にぽつんと突き出た北九州の顔。
雨でも降っているのだろう。
山の緑はかすみ、その麓に短い虹の赤ちゃん。
夕日が沈みかけ、その日の終わりを惜しむかのように輝き始めると、
赤ちゃんも成長する。
山の麓にちょこんと座っていた七色が、ぐんぐん大きくなり、
やがて山の頂を追い越し、半円形になった。
href="http://stat.ameba.jp/user_images/20140814/00/kugishi/a2/5a/j/o0213015913033918241.jpg">
ウイスキーの水割りを用意し、
妙子が、煙草を吸う場所だったベランダの場所に陣取る。
いつの間にか、七色は鮮明さを増し、
「煙草、おいしいでしょ?」って訴えかけてくる。
二重の虹になった。
外側は、内の投影なのか。
七色の順番が、鏡を見ているように真逆になっている。
夕日に雲がかかり、虹も次第に元の短さに戻っていく。
「ああ、今日も終わりか」
と思っていたら、陽が沈む瞬間、眩しいほどに輝いた。
同時に、しぼみつつあった虹も輝く。
きれいだ。
ベランダの喫煙席で、妙子が煙を吐き出しながら口元をゆるませて、
ふっと、微笑んだ気がした。
※K.Bさん、お花ありがとうございます。<(_ _)>
すぐにも落ち帰り、仏壇に飾らせてもらいました。