いきたくない一年生


公文教室に年中から二年通っている小学一年生の女の子いつも元気でおしゃべり上手な女の子です。


ですがこのところ、学校に行くのも公文に行くのも

嫌のようで様子が気になります。


彼女、3月までの幼稚園年長の間は、とても真剣に取り組んで意欲的に自分で進めていました。

幼稚園でも活発にすごしてるような感じでおはなししてくれていました。

この子は元気さと明るさがトレードマーク。


それがこのところ、公文に来ても入り口に座り込んで、教室に入ろうとしません。


以前は公文を自分の得意な場所として楽しめていたのかもしれません。

でも一年生になると、学校だけで神経も体力もかなり消耗します。すると放課後の公文が、さらに頑張る場

疲れているのにやらなきゃならない場所に変わってしまうことがあります。


入り口で座り込むのは、 「行きたくない!」という反抗だけではなく、「もうエネルギーが残ってない」

という無言のサインにも見えます。

一年生の5〜6月は、 大人から見ると突然不安定になる時期でもあります。


さて、彼女、座り込んで5分、きっとまずは構って欲しいんですよね。

私は敢えて公文と関係ないことで話しかけました。

公文が嫌なのに初っぱなから、さあ中で頑張ろうとは言えません。


彼女ダンスやバレーボールを習っているようで、

そのことや、椎茸をおばあちゃんが栽培してること。

彼女、椎茸をピザソースとチーズで椎茸マルゲリータにしてお家で食べたりするようで椎茸レシピのこと教えてくれました。

そう話していくうちに

それまでのしょんぼりとは打って変わっていきいきと話始めました。

元気がでたようで、これでこの日はすんなり教室に入ってくれました。


そして、GW開けて今日。

さてさてまた頑固に入り口に座っていました。


今回は運動会の練習もはじまり、さらに疲れてそう。

あさは六時半のEテレラジオ体操をするために起きるといっていました。

では、寝る時間は?

聞くと、10時から遅くは12時になることもあるよう。小学生低学年の12時はレッドゾーンですね。


きっと睡眠不足で、エネルギーの回復ができてない状況もあるようです。

まずは早く寝ることが必要なのですが。


さて、ずっと入り口に座り込んだままだと、ますますパワーと気力を消耗します。

少しだけ、教室にはいって、早くお迎えをお願いしなければ。


今日も少し雑談をし、自分からお話をするようになったところで、今回は試しにちょっと公文のことに触れてみました。

彼女英語がわりと好きで頑張って幼稚園の間に英語のG教材まで進めました。高進度学習者賞を貰う予定で、6月にはトロフィーが届くはずです。このことは彼女もとても嬉しく誇らしく思ってるようで、壁のトロフィーの写真をみて、「これもうすぐ貰えるよ」と誇らしげ。今までやってきた軌跡を話してくれました。

そこは元気に話してくれても

やはり彼女、今日も公文はしたくないんです。

そりゃ日頃エネルギー消耗するほど疲れてるので。


しかし、一枚でもいい、座るだけでもいいと思い、教室に誘う私。

「姫こちらへどうぞ」と王子の振りで手をとり、何とか入ってくれました。

今日は算数プリントをするといってくれました。


横から、主宰の先生が、5枚だの10枚だの言って、

ちょっとまって…。

せっかく教室に入れたのに…。

(前回座り込みの日、主宰の先生実際十枚させてた。その時はなんとか彼女やれたけど、さすがに今日は)


こちらから、彼女かやりたい枚数だけをさせてもらえるようにお願いしました。


彼女、今日は算数を二枚進めました。


枚数だけ見れば少なく感じるかもしれません。


だけど、この日の彼女にとっては、

自分で教室に入り、気持ちを立て直した

自分で教材を選んだ二枚をやり切った


という、とても大きな前進があったのではないでしょうか。

一年生の春から初夏は、「頑張れる子」が最初に疲れを出しやすい時期でもあります。


だからこそ、 「どれだけ進めたか」だけでなく、


「今日は来られた」「座れた」「少し笑えた」


そんな小さな回復を大切にすることが、この時期の支えになるのかなと思いました。