ジグザグの曲 私は何度聴いても繰り返し聴きたくなる。中毒性に引きずられる感覚があるんだ。
ボーカルの声質、曲に合わせ変げする熟練した歌唱法は当然のこと。ボーカルとして最高峰だと思う。
今回はボーカルの技術は当然のこととして、
彼の作曲編曲の段階でのmikotoのマジックについて。
mikoto は歌を乗せる前の、楽器の編成を組むデモの時点で
すでにマジックを掛けているではないかと私は思う。
曲が誕生するときには
すでに狙いをつけて、
聴き手の五感を引き込み、脳にバグを起こさせ
それによって聴き手の興味を掴む技が
始めから仕組まれているようなんだよね。
それはズバリいうと、特殊な拍の並び。
基本的に4拍子が多いジグザグの曲
だけど単なる4拍子ではなく、
リズムの予測がつかない拍外しにあう。
これがある種の中毒性を呼ぶと思んだ。
人は規則正しい泊の並びには安心感を得る。だけど気にとめなかったり、飽きたりしやすい。
mikotoが作曲編曲する曲を聴くと、
驚く程細かな技がちりばめられている。
難解な、だけど五感や体が反応するような、
脳がリズムをとるときの引っ掛かりが
沢山ある。
この引っ掛かりのリズムが中毒性(沼)を呼び起こす。
いま何?と脳が戸惑うようなリズムで印象が大きくなり、注目集中する。
拍食い(シンコペーション)や拍遅れ(後ノリ)そして弱起(アウフタクト)などで、
聴き手がハッとして、サラっと聴き逃せないリズムが仕込まれている。
引っ掛かりにハッとしたときに、脳がパニック。
そのあとに、表拍でガツンと揃う部分があり
一気に安堵する。
焦らされた後の安心感
この構造が破壊力。破壊の祈祷士の作り出す音泊。
それらの繰り返しが脳を刺激してドーパミンとエンドルフィンを繰り返し出させ、中毒へ?と。
編曲の魔術師ミコト
例えば、Dazzling Secretダズリンシークレット、この曲ライブで振りをつけるには少し難しい。
ただ四拍子なので横揺れは簡単。
なのに、歌の入りで、手拍子や拳あげようと思えばオットットとスカされる時がある。
歌詞で見てみる。
♪編かたよった思想から始まったディストピア
ここは1拍目から入れない休符があって、
(ン)かたよった思想~となっていて、
表拍は→ンかたよった
裏拍から→歌も楽器も入ってくる
表拍の音無しに引っ掛かり、慌てる。
だけど Dazzling Secretのフレーズに来たら
表拍でしっかりあわせられて安堵する。
この緊張と緩和の効果が仕組まれてて
もう一回もう一回と曲を追いかけてしまう。
La, la, la-la, light 僕らは知っていた
横揺れは簡単と思っていても、ここは素直に横揺れできず、横揺れが止まってしまう。
私ちょっとリズム弱いとこあって余計に罠に引っ掛かるんだけど
Laで表拍ではいってるのに
僕ら~は休符のあとに入る
だから歌詞に合わせて四拍子がとりづらいんだよね
こんな風に四拍子だけど、拍のズレをわざと入れ込んでぐっと掴んでこ来るのがmikotoの編曲。
そして各々の楽器と歌、すべてで、わざとズレを持っていて、要所要所ではガツンと合わさる編曲の仕方。
彼の脳内では何重にも符、拍が流れて、合わさるとこで合わせる計算をしているのか?
あと彼は四拍子を好んで使って、そこに拍のひねりをいれてる。土台のしっかりした四拍子だからこそ、どこかでガツンと合わせられるのは間違いないので、その間に拍にひねりをいれて、脳がバグを起こすような変則な拍を入れてくる。
まえに何かで命様いってたけど、
きっちり合わせるのではなくて、
わざとズレをいれるって。
それがこの複雑な拍のからみなんだろうな。
Dripも四拍子でドラムは表拍を打っても
命様の歌はシンコペーションだったり
これも、リズムの引っ掛かりにあってしまうけど、
ズレない拳を振るなら楽器隊のビートにあわせて、歌のメロディに惑わされないようしなければ。
でも安心なことに、mikoto は
ライブで皆で振り付けで踊りましょう。という曲を敢えて作っていて、
それには一切の拍外しをいれてないんだよね。
WANWANWONDERLAND ワンワンワンダーランド
これはしっかり素直な四拍子ビートできっちり枠に収まり、シンコペーションなどはない。
ここも、命様の計算済み
私たちは 命様の手の内で転がされて
禊、ライブを楽しんでいるようだね
魅せる曲は魅せて、
楽しく皆で騒ぐ曲は老若男女で踊れる。
たぶん、これだから禊がやめられないんだな。