１５４ 屋根部屋の皇太子

２０１２　SBS　全２０話

韓国でも高視聴率　　日本でも放送中から話題だった作品。

ユチョン主演だし　相手役はかわいいハン・ジミンちゃんだし　話題性は充分だったんですけど

なにより　結構奇想天外なストーリーが面白かったです。

３００年前　皇太子だったイ・ガク（ユチョン）が　宮内で起こった嬪宮（嫁）殺害事件の解決中に

現世のパク・ハ（ジミンちゃん）の住む屋根部屋に　タイムスリップしてしまう。

現世に来たには　なにか理由があるはず・・・と　自分の生まれ変わりで　祖母の遺産相続に

捲き込まれて　意識不明となっているヨン・テヨン（ユチョン２役）に成り変わって　事件の真相を

解明するという　壮大な話。

朝鮮時代の世子妃も　その妹も　現世に生まれ変わっていて　現世の世子妃と結婚すれば

朝鮮に帰れる！！！と思い込んで　行動するんだけど　だんだん　妹であるプヨン（パク・ハ）に

思いを寄せていく。

そして　少しずつ　朝鮮時代には見えていなかった世子妃の本当の姿や　プヨンの姿を

知ることになり　最後は・・・・・・・

時代が変わったりする話は　結構苦手なんですが　行ったり来たりする訳じゃないので

わかりやすかったです。

でも　最初　タイムスリップしたことに気づき　その時代に慣れてくるまでの流れが突っ込みどころ

満載で　それもまた　楽しみの一つだったりします。

コンビニでカップ麺を食べたいという前にカップ麺に驚くだろうとか　オムライスを毒見前に食べちゃって

いいのか？とか　屋根部屋は違法建築なんじゃないか？とか　　実母が大金持ちってわかったんなら

店を用意してあげなくてもいいんじゃないか？とかね　

皇太子と３人の仲間たちの関係も面白く　　長い髪を切ることになっただけでも大騒ぎ！

朝鮮時代では　断髪って考えられないことだったんですね。

軽快で　コミカルなストーリーなので　楽しいんですが　世子妃と生まれ変わりのセナが

ちょ＝＝＝＝＝こずるくて　途中イライラもしますが　うぅっ・・・・と辛くなったころに

ちょっとした笑いがこぼれるシーンを持って来たり　とっても良く出来た脚本だったと思います。

うっとおしいくらい　自分本位で気分が悪くなるほどの狡さのセナと

　とってもとっても正直で

ニコニコかわいいパク・ハの対照的な設定が　　よかったのかも。

ハン・ジミンちゃんが　本当にかわいくて！！！

でも　ラスト２話は　泣かされてしまいました。

屋根部屋の前で泣くシーンと　プヨンの真実のシーンで　泣いてしまった。。。。。。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡

ちょっと推理要素も　そしてラブな要素も　時代も変わり　盛りだくさんなストーリーを上手に

楽しませてくれる作品です。

お正月のまったりした時間に　家族で見るのがいいと思います。

　　　　　　　（むっちん）　皇太子の護衛３人衆が　いい味を出してるよ！

そもそもタイムスリップ物ってつじつま合わせが難しいですよね・・・

現代にやってきた朝鮮時代の４人がいろんなものにびっくりする・・・

こういうの面白いでしょ？っていう狙いが見えると同時に

ひねくれた私は突っ込んでしまう・・・

コンビニで傍若無人にふるまう王世子イ・ガク（ユチョン）

まず蛍光灯とかガラスとかに驚かないか？

パク・ハ（ハン・ジミン）が出したお札（世宗）に土下座して「ちょ～～な～～（殿下）」

世宗のこと知っているってことは４代より後・・・

でもハングル知らなかったり・・・

ピンポンダッシュするシーンでは

ピンポン鳴って人が出てくることが理解できないんじゃ・・・？とか

最初の４話くらいまでちょっとついていけてなかった・・・

しかし！

物語が中盤ミステリーに入るととたんに面白く・・！

ヨン・テハ（イ・テソン）がイ・ガク（ユチョン）の生まれ変わりヨン・テヨンの従兄弟で

祖母の事業（ホームショッピング）と財産を相続する権利を持つために亡きものにしようとしたんですが

とにかく悪い！

祝！ご結婚イ・テソン

はっきり言っちゃうと殺人者（未遂）

なんだけどいろいろ小細工して証拠を隠滅するんですよ

自分が殺した（と思っている）もんだから急に現れたイ・ガクを偽物だと唯一わかっていて

いろんな手を使って追いこもうとするんですよね・・・

この人も悪かった

上昇志向が強いんだけど他力本願なんだよね

最初は本部長のヨン・テムと結婚したくていろいろ都合が悪いことを隠そうとするんだけど

テヨンが後継者とわかるや乗り換えたり・・・

何がいやっていろいろ人任せなところだよ！

「わたしは知らない」とか「○○のせいで」とか

最もいやなタイプの女子でした・・・（演じたチョン・ユミちゃん大変だったでしょう）

普通にしているとお金持ちになれたのに（実はお嬢様）

結局いろんなものを失うんだよね・・・

彼女に関しては神様はちゃんと見ているんだよ～！っていう結末ですっきり

対するワンセジャ（王世子）チーム

だんだん現代に適応していくのですが

陰でパク・ハやイ・ガクの悪口言っちゃったり

トボケた味もありドラマが緊迫していく後半なかなかいい味を出してくれてました

もはや妹役ではなく

ドラマを引っ張っていく存在になってハン・ジミン・・・

「養ってあげる代わりに私の言うこと聞きな！！！」的な・・・

世子妃そっくりな姉（チョン・ユミ）を追うイ・ガクにひかれていくんですが

切なくてかわいくて～！

ユチョンも魅力満載でした

コミカルなシーンから涙をぼろぼろ流すシーン

追及するシーンや逆に追いつめられるシーンなど

感情豊かな彼にぴったりな役だったか・・・

無意識なんだろうけど母性本能というものをがしっと掴む人だよ

「なんという無礼な！」と顎あげて威張るシーンなんてかわいいんですけど！

「おなごがつかう言葉ではないな！」・・・はい私も反省します・・・

朝鮮時代の人なので甘いものに目がないという設定・・・

ってか急にこんな糖度の高いもの接種したらショックで倒れるんじゃ？とか

朝鮮時代にもアレルギー（イ・ガクはカニアレルギー）ってあったのか？とか

朝鮮時代にトマトはあったのか？とか

ネタばれですが

ラブの結末も私的にはう～～ん・・・いや本筋の方はすっきりなんだけど・・・

イ・ガクが成りすましていたヨン・テヨンがパク・ハと運命的に再会して

３００年かけてやっと結ばれた２人・・・的な・・・

生まれ変わりでも時代が違ったりたどってきた人生が違えば当然違う人なんじゃ・・・？
いざ付き合ってみたらやっぱりあの人とは違う！ってことにならないのか？

たとえば「絵を描くだけで仕事しようとしないあんたなんて嫌いよ！」とか・・・

その辺の認識が個人個人によって違うと思うんですよ

だ～か～らタイムスリップ物は難しいのかと！

私的にはパク・ハが朝鮮時代に逆にタイムスリップして終わるのがよかった・・・

けれどどきどきしながら結構楽しめた作品でした

　　　（うっちゃん）↓メイキング写真ですが・・・この心遣いが鷲掴みポイントなんだろうね

パク・ユチョン　　　イ・ガク　　　　会いたい　ミスリプリー　成均館スキャンダル

ハン・ジミン　　　　　パク・ハ　　　パダムパダム　イサン　カインとアベル　京城スキャンダル

イ・テソン　　　　　　ヨン・テム　　愛情万々歳　いたずらなkiss 　犬とオオカミの時間　２回裏２アウト

チョン・ユミ　　　　ホン・セナ　　　トンイ　千日の約束　宝石ビビンバ　チング

イ・ミンホ　　　　　ソン・マンボ　　ハウリング　太陽を抱いた月　ケベク　成均館スキャンダル　茨の鳥

チェ・ウシク　　　　ト・チサン　　　TEN　根の深い木　ケベク

チョン・ソクウォン　ウ・ヨンソル　海雲台の恋人　オザッキョの兄弟　マイダス　ドクターチャンプ

パン・ホジョン　　ヨ・ヒジャン（テヨン祖母）ブレイン　ロマンスタウン　４９日　偉大な遺産　千回のキス

パク・ジョングム　ワン叔母（テヨン大叔母）オザッキョの兄弟　シークレットガーデン　３姉妹

ソン・オクスク　　　コン・マノク（セナ母）会いたい　私の娘ソヨン　カクシタル　ブレイン　根の深い木

ナ・ヨンヒ　　　　　　チャン会長　　棚ぼたのあなた　内助の女王

カン・ビョル　　　　ミミ　　　　　　　キムスロ　プンニョンマンション　チョンジンの女子高生

クジャル・ドロスノヴァ　　ベッキー　黄金の魚

キム・ソヒョン　　　ファヨン（セナ前世子役）会いたい　太陽を抱いた月　パダムパダム　キムタック

チョン・ミンソ　　　プヨン（パクハ前世子役）マイプリンセス　悪い男　総合病院