こんばんは



舞台「蒼い薔薇のシグナル2021」
全公演の幕を閉じました。
初日から千秋楽まで、
沢山の皆様に観て頂くことが出来て
本当に嬉しかったです。



減席とはいえ、全公演満席の中で
お芝居をさせて頂けたこと、
幸せでたまりませんでした。



LIVE配信をご視聴くださいました皆様も
本当にありがとうございました。
アーカイブも沢山観て頂けたら嬉しいです。



これまで同様、役作り云々には触れません。
ただ、今回久下は三浦浩一さん演じる
稔博士が作ったアンドロイド、
ルキアとして生きたのですが、



公演を終えた瞬間に
久下は何を思うんだろう…
そんな事稽古序盤に思う事がありまして。



そんな事を思ったことがあったからなのか、
全公演を終えた瞬間、
真っ先に、一切の濁りなく
思い浮かぶことがありました。



人間っていいな
生きてるっていいな
でした。それに尽きました。



グッと握った拳を広げた後に
薄い皮膚の下をジンワリ血が巡る様を見て
小さくホッとしてる自分がいました。



ルキアを生きるにあたって
演出の長戸さん、そして自分で決めた
いくつもの枷を付けて臨みました。



それに関しても細かくは書きませんが、
ザックリ言うなら、
"人としての生理現象をどこまで消せるか"
これとの戦いでした。
役者として、存分に楽しませて頂きました。



正直なところ、稽古から、
アンドロイドのルキアとして
生きる時間が経つにつれて



「人間」が
羨ましくてたまらなくなる事も
たくさん、たくさんありました。



目を見てコミュニケーションがとれて。
体温を感じる事が出来て。
楽しくて笑顔になったり
悲しくて涙を流したり。



人として生きていくのは
ハッピーなことばかりではないですが
それでもやっぱり
人間って、幸せだったんだなと。



作中にもありましたが



「永遠の今を生き抜くことが人生」



まさに。だなと。



幸せもツラいも積み重なる永遠の今を
芝居とともに生き抜いてやろうと
強く、そして深く思いました。



改めまして、
劇場でご観劇くださいました皆様
配信をご視聴くだいました皆様
本当に本当にありがとうございました。



来たる今も、また一緒に
演劇を楽しんで頂けると
嬉しい嬉しいです。






近い将来で、また浩一さんと
ご一緒させて頂けるよう精進します。
ほんとに。楽しくてたまらなかった。
((今度は人間として絡みたい))



というか!!!
東京キッドブラザースの
大先輩方との共演は
久下にとって、夢でした。
夢みたいな時間でした。
どっち向いても大好きな人ばっかりで
頭おかしくなりそうでした。
またご一緒させて頂けるように
ほんとに頑張る。
芝居、もっともっと勉強する。



今回も東京印さんで
素敵な作品と出逢わせて頂きました。
本当にありがとうございました。



楽日の舞台上では
主宰であり、脚本演出の
長戸さん(久下が公私ともに大変お世話になってる大好きな人)も楽しそうに焼き芋屋さんをされていて、久下は嬉しい嬉しいでした。