こんばんは


PMCさんの劇団員の皆様と
スタッフの皆様が仕込みをして下さってる


本当に有難い。。
ありがとうございます。


台本を読んで稽古動画を見ていると
稽古してきたことがフラッシュバックして
すごく心が高まっております。


しっかり身体のメンテナンスして
明日からまた全力で臨もうと思います。



新年1冊目、辻村深月さんの
「かがみの孤城」を読み終えました。


これまで、読んだ本の紹介は
あまりしてこなかったのですが


そうせずにはいられない程


刺さる本でした。


同じような経験をした事がある人にも
そうじゃない人にもきっとどこか、
何かが、刺さる本なんだと思います。


この本を読み進めていくうちに
これはもう他人事じゃないなという
気持ちになっていました。


何度も、心臓を掴まれたかのような
逃げ場の無い窮屈な気持ちになりました。
そして、なんて温かいんだろう
と、何度も何度も涙が出ました。


自分が「優しさ」だと思っている事は
果たして相手にとっての「優しさ」なのか


幼い頃からよく言われた
「人の気持ちになって考える」


それはすごく、すごく、難しいことで
でも、紛れもなく大切なことで。


かけて欲しい言葉を
かけて欲しかった言葉を
意を決して発した言葉の真意と想いを
想いの裏側を


誰かのあの時を
覗いてしまったような
気持ちにもなりました。


たくさんの人に読んでもらいたい。
読んで、たくさんの人が救われてほしい。


この本が必要な人が必ずいる


そう思える1冊でした。