壊されていく世界。ガラスの破片が落ちていくように、透明な破片が降り注ぐ。

キラキラと光を反射しながら落ちていく破片に私は手を広げた。その広げた手に

一枚の破片が落ちてきた。破片は手に乗ったかと思うとすーっと消えていった。

積もることのない破片は降り続けている。私は立っていた。立って空を見上げて

、周りの景色を見ていた。私はこの世界の最後の人間。もうすぐこの世界が終っ

てしまう。