ごきげんよう、占い師の久我です
お客さまからの第一声が
「こんなくだらないこと、聞いていいかどうか・・・」
「いやな話で申し訳ないんですけど・・・」
と、本当に切なそうなときがあります。
いえいえ、
どんなお話でもお伺いするのが
私たち占い師の仕事でございます。
悩み事というものは、
第三者からみたら
くだらない！とか
つまらないこと！とか
どうでもいいじゃん！とか
そんな風に言われてしまって
誰にも話せない、聞けない。
心にたまって
胸が苦しくなって
頭がぐるぐるしてきて
眠れなくなって
朝、起きられなくなって
何もしたくなくて
何も食べたくなくて
逆に過食しちゃったりして
そんなときに
話し相手として選んでいただけるのは
光栄なことです。
特に電話だと、
顔を合わせることは
ほぼ生涯にわたってありえない。
だからこそ、
安心して胸の内を聞かせていただけるのでしょう。
私たち電話占い師はそのためにいる、
と言っても過言ではない、
と、久我は思っています。
占いには
「開運法」も
「解決法」も
アドバイスがたくさんあります。
でも、
そんなこと、今聞きたくない！
ただ、この気持ちを聞いてほしい！
と、お電話をくださる方がいらっしゃる。
そんなつらい気持ちをお聞きすることが
私たちの重要な役割だと思っています。
とは言え、
私たち占い師はカウンセラーではありません。
ただ最後まで聞いているだけでは
職業倫理としていかがなものか？
何かひとつ、気の利いたことを言わなきゃ
と、あれこれ考えてしまいますね
そして、占いの結果やアドバイスをお伝えするのですが、
結局のところ、
「そんなこと、気にしない！
どうでもいいことで悩まない！元気出して！」
と、一般論的になってしまうこともあります。
なかなか難しいところですね
また、
「悔しい！憎い！仕返ししたい！」
という、激しい怒り、
毒を吐き出したい方もいらっしゃいます。
爆発、噴火したかのような
圧倒的、破壊的感情に
びっくりするようなこともあります。
「言霊」
という概念でみたら、
そういうことは言ってはいけないのでしょう。
が、久我は、
人間、キレイなことばかりでは生きていけない
と、思っています。
お話の流れによっては
その怒りを全身で共有し、
ご一緒に「毒」をどばーーーっと吐きます
その「言霊」で、罰があたるなら
久我がひとりで全部お引き受けします。
全部背負います。
その覚悟で「邪気」を開放いたします
それで、ひとときでも
苦しいお客様の心が癒されるなら、
罰があたったとしても
存在意義のある人生だった
と、思えると信じています。
これは久我のスタイルなので
あなたのスタイルとは違うところがたくさんあるでしょう。
でも
こんな考え方で暮らしている占い師もいるんだなー
と、あなたの参考になったらうれしいです。
時々、罰が当たるようで、
「飼い犬に手をかまれる」久我でした
噛み噛み犬の
のんのんはこちら
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