今季のドラマ『リエゾンーこどものこころ診療所』のことをブログに書いてる人たちが何人もいたので、

私も気になっちゃって

昨日放送の第4話までまとめて

TVerで

一気に遡ってきました

指差し指差し




どなたかも書いていたけれど

発達障害を取り上げる中でも「知的障害」のある子に関しては言及が今のところなくて

共感できない部分も真顔


でも、刺さる部分も当然ある



以下、私の琴線に触れたセリフと個人的感想だけの抜粋(笑)


大体のあらすじすらも書かねぇ不親切仕様ですが、良かったら読んでくださいね指差し



ちなみに“リエゾン”とは

フランス語で「連携」「つながり」を意味するそうです




では早速



1話

ADHDのみいちゃんが車と事故を起こして病院に行く場面、


頭を打ったのか?車にぶつかったのか?

聞かれても自分に起きたことを上手く言語化できない様子に周りがアワアワして

とりあえず万が一のことを考えて救急車を呼ぶしかないな!となる感じもあるあるだなと思ったのだけど


それ以上に


救急車が来てサイレンにパニックになった子が暴れ、その様子に別の子が泣き、という阿鼻叫喚のところ、わかりみが深い不安


さらに


そんなに大騒ぎでいろんな人を巻き込んで病院に行ったのに

案の定何事もなく、


申し訳なさそうな様子もない我が子がケロリと落ち着きのない様子でいるのにたまらず母親が怒鳴るシーン


妙に泣けた。


「叱らないで!いい子だよ」って止めに入ったしほちゃん先生の姿を、母はどんな想いで見てただろう



良い子なのは母もわかってるんだよね。


むしろ、

誰よりそんなことわかってるし信じてる



だけど

ああいう場面って、叱るポーズを取らざるを得ないんだよなぁ


その子のことをその場かぎりでしか知らない他人にあれこれ叱られたらそれこそもっと収拾つかないから、自分が怒って見せるのが一番良いのじゃないかと思ってしまうというか、上手く言えないんだけど。


だからきっと、母も嬉しかったと思うな

しほちゃん先生が「この子は良い子」って言ってくれて。




その他記憶に残ったセリフ


“凸凹に当てはまる生き方もある

痛みを抱えているからこそ人に寄り添えることもあるはずだ!”


あるといいなぁ···



“「大丈夫だよ、あなたは良い子」と言って守ってもらえる誰かを求めてる。その事の方が怪我の手当てより大切なこと。そこから子供の心の治療が始まる”



まさに今、うちの子は絶賛大荒れ中

でしてね···悲しい魂


我が子は心の治療が必要なのかもしれない

って思ってて


だからこそ

「大丈夫だよ、あなたは良い子」と言ってあげられる場面を必死で探してる。




ASDのりょうたくん、絵が上手に描けるまでお母さんに絵を見せなかった

お母さんはそんなつもりで言ったわけでないけど「上手く描けたら見せてね」って言ったがためのこじれ


超あるある悲しい

一事が万事。言葉どおりすぎる受け止めでワケわからないことになった経験、うちもある


母がそれに気づいたときの謝罪の泣き顔がめちゃくちゃドンピシャの顔だった

星野真里さんスゴい!!


冒頭とラストに出てきた佐山先生の絶妙にダサいストレッチの動きも

運動協調性障害っぽい傾向がみられてドンピシャだった

山崎育三郎さんヤバい!!


泣く!!!

 情緒不安定か、私はアセアセ




2話

特に引っ掛かる部分がなにもなかったです。


お話としては、ADHDの子が精神病んでる親と一緒に住んでいるのがつらい、っていうもの


1話に出てきた子達よりお芝居がうまくて

発達障害っぽさが自然ではあったけど

テーマ的に、発達障害メインではなかったからかな


むしろ鬱で感情に波が出まくってるパパの様子に明日は我が身感が強くて

私も自分のメンタルちゃんとコントロールしなきゃなぁと省みてしまったよね真顔



3話

これは就学相談時期の親の気持ちを良く切り取ったお話でした


“子どもを障害児にする気か!”

“支援級に入れても、家の外に1歩踏み出したらいじめはあるのじゃないのか?世間はそんなに優しいのか”


マジ、そう思ってたわ、私も。


“発達障害は生まれつきのもので育て方のせいじゃない。だけど、いじめに対して出来ることは案外たくさんあるから諦めないで”


ほりりん先生役の志田未来!

めっちゃ良いキャラ!

もう大きくなっちゃってぇぇ

(子役の頃をまだ引きずってる(笑))


あんな言語聴覚士の先生がサポートしてくれたらスゴくありがたいし嬉しいよなぁ


だけど、


秀逸な訓練だったからこそ

療育で覚えたソーシャルスキルを実際に使えると思っちゃうし、

お友だちに通用しなくて拒絶されショックを受けるくだり、うちにもあったので胸がギュッとなりました悲しい




4話

“自分というキャラクターを深く理解した上でオリジナルの戦い方を編み出せば良いんです”


うまいこと言ってはいるけど、

これは言葉でいうほど簡単でもない

まさに、言うは易し行うは難し案件泣き笑いダッシュ


生きている間に、なにがしかの答えにたどり着いたら良いのになぁって、思いました


頑張ろう。



しほちゃん先生が昔の仲間に

発達障害をカミングアウトする場面


なぜか必ず出てくるエジソンの例え、天才肌なんだよね!ってワード


あるある!

本当になんでなんだろ?


励ます方も難しいのは承知だけど

発達障害の症状自体は誰にでもあったりするけど、発達障害であるかどうかの鑑別は

「程度」と「頻度」が尋常じゃないかどうかであって


「誰にでもあるよ、気にしないで頑張んなよ」

それが、グサッと来るときもあるね



「普通は○○するほど✕✕しないかラァぁぁ」って

「工夫して頑張っても困り感は取れないよぉ」

って


“やみくもに打ち明けてただ傷ついて。”


っていうのは、確かにそう


カミングアウトは多分、あえてしなくても「どっかなにかおかしいぞ?」っていうのは絶対暗に伝わってはいるから、それで良いんじゃないかと思いますね。


カミングアウトされたらなんらか反応しなきゃいけないから、きっと返答に困らせてしまうのだろう


そしてエジソンが引き合いに出されるくだりに突入するっていう(笑)




“心の病気の根底にあるのは人間関係

人間関係が増えることで生きづらさが症状になって出てくることもあります”



これも、確かにそうですよね


作中では拒食症でしたが、強度行動障害だって人間関係が関係して悪化したりましになったりすると思うのよね


家族とのつながりだけでなく

お友だちとの関係性が突破口になり得るのかもしれないです


ああ、難し真顔ガーン




リエゾンは今後も

追っていこうと思います気づき気づき







にほんブログ村 子育てブログ 二人以上障がい児育児へ
にほんブログ村