最近、私、とても元気ない魂


こういうパワー不足の時に子供に荒れられると、出来る手立てってとても限られる



「何をもってして何が楽か」

と言われると

非常に観点が難しくもあるのだけれど


結局は

ドンドン介入して

変なこだわりは積極的に崩してあげた方が

親子ともに早く楽になれる


だからこそ、

しんどいときほど

家庭療育は頑張らねばいけないと


経験上、強く思う。



でも、何をやるかって言うと

本当に困るよねぇ~~



少なくとも日に日に体格差がなくなってくる我が家の子供たちがフルパワーで荒れ始めたとして、それを家の中でどうにか押さえ込めるかと言ったら、


それは無理

それはそれはもう、

本当に無理_(´ཀ`」 ∠)_

だもん。



小学校高学年ともなると

暴れた代償は本当に洒落にならなく

家が壊れるか、物が壊れるか

血を見るか、精神崩壊するか···

(物騒極まりないアセアセ)



ともかく穏便に収束させられる

自信も技術もないのです悲しい




そういう時に

一番手っ取り早く取りかかれるのは

やっぱり

幼児期からずっと取り組み続けてきた

歩行訓練

だと思います





ここのところは学校やデイにお任せで

家庭療育はちょっとサボっていたけれど

メッチャ初心に戻ってる、今真顔



自閉症の、

特に、うちの子のように知的障害も重い

言葉での意志疎通や言い聞かせが通りにくい子供の暴走を止めて、他人のペースに乗ることを身体に染み込ませていくためには


なるべく普段から自然と行う日常動作を教材にして、その精度を上げていくという反復訓練が効果を上げていくと思うのです



「歩行」は

その点で

病めるときも健やかなるときも

日常的に欠くことなく行う動作であり



歩行の質が高まれば


安全に「移動」したり

テンポを合わせて「集団行動」したり

といった部分にも成長が見られたなぁ

という実感も持っています



ウォーキングなどの有酸素運動ってさ


やる気をつかさどる脳の線条体や海馬が成長するんですって


海馬が成長すれば

学習力や事務処理能力の向上につながります




へぇ~~びっくりキラキラキラキラ

歩行訓練ってことごとく

全般的な効果があって

すごいなぁ




私は今

思春期入り口の荒れ狂いがちの我が子になんとか正気でいてもらうために


やっぱり歩行訓練をしてあげたい

と思います





サムネイル

この記事は2019年1月7日に書いてご好評いただいた「素直に歩いてくれない子をきれいな歩行姿勢で歩かせる」やりかたについて、です気づき

 

歩行の記事を何個か書いたのでついでに歩行訓練のコツをアップしますニコニコ

 
 
\(補足)歩行訓練をするに至る経緯/

 

 

 

 
原始反射が強く手を振り払ったり逃げたり座り込んだりするような子を手繋ぎで歩かせるためには、こういう手の繋ぎかたをすると良いですウインク
 
先ほど我が子と散歩してて
あ、親の右手は逆手の方がいいかも。と思ったのでイラストを追加してみました(↓これ↓)
 
 
大差ないようですが、こう持つと逃げづらいだけでなく、大人主導で歩かせたい方向に舵取りが出来るので子供も分かりやすい(逆らいにくい?)です指差し
 
繋いだ手の角度を間違うと重心が崩れて子供が歩きにくいので

ちょっと大人にとってはしんどい体勢ではありますが、こんな感じに子供の手を肩より下げて進行方向に引っ張ると・・・
 
重心が前方にズレるので自然と一歩足が出ますチョキ
 
ようするに
重心操作が歩行訓練の肝なわけです指差しキューン
 
自然と交互に足が出て前に進むように重心を操作しつつ嫌がらずに無理のない程度に早足で引っ張っていくと歩行のリズムが整ってくるので、
 
頃合いを見て普通に手を繋いで綺麗に歩く距離を稼ぐキラキラ 
 
というのが歩行訓練の流れだと思ってくださいニコニコ飛び出すハート
 
 
最初のうちはどうにもこうにもうまく行かず共倒れでグダグダになるかと思いますが、
無理魂が抜ける!って思ったら終了でいいんですよ
 
一回の訓練で長い時間頑張ったら成果が出ると言うものでもなく、良い形で終えられた歩行が毎日積み重なるのが訓練になっていくので
最初は数秒だったとしてもOK指差し
 
 
慣れてくると多少の崩れは下記のテクニックで建て直せるようになってきますのでそれも書いておきますねニコニコ
 
 
座り込もうとしたりするときも脇の辺りを片手で支えていることによって兆候が伝わりやすいので、完全にしゃがまれる前に重心操作して前傾に倒すと、一歩前に足が出るあしあと
 
ここで引き上げようと思い切り上に手を引っ張ったりすると、
重心が崩れるだけでなく、引っ張られたと同じかそれ以上の力で子供は反射的に手を引っ込めようとするので膠着状態になりやすいです指差し
 
抵抗されて完全に脱力して地面に寝ころばれたりするとお互いに歩行に戻すまでに労力がかかるので、なるべく細かく操作して足が止まらないように歩かせ続ける方が楽だと思いますルンルン
 
ちなみに地面に張り付いてしまった場合、私はこう持ち上げる!!(※子供が未就学の頃の話)
 
 
そして、しばしジタバタさせた後、直立姿勢で気を付けピッを促す
 
ここで真っ直ぐ立ってくれさえすればまた重心操作しながら手繋ぎで歩き始めることができますし、まだグニャグニャするようならとりあえず安全な場所に退避して気持ちが建て直せるまで根比べに突入ですねアセアセ
 
 
訓練続行無理となったらスパッとあきらめて家まで担いで速やかに帰るとかもあるあるです
 
気落ちせずにまた次の機会に仕切り直しましょニコニコ
 
 
 
伝わりますでしょうか~。
 
 
何にしても、意識を一定に保って自分の力で歩行を保持することが集中力を養う事に繋がりますので、
 
大人に引きずられたり、寄りかかってしまったりしながら歩くのではあまり意味がなく、
手を繋ぐときも子供の重心が子供本人の中に収まるようにすることが大事です指差し
 
 

 
重心操作が上手く出来てくれば歩かせることに苦痛が減ってきますし、繋いだ手にも重さを感じなくなってきます
 
歩くことに慣れればお散歩も立派な余暇活動ですし、人のペースで歩けるようになると集団行動にも適応しやすいです照れ
 
もし興味を持たれましたら安全な場所で短時間からスタートしてみてくださいルンルン