今週は業者さんが毎日うちにやってきます。
キッチンの壊れて使えない暖房と、寝室の古いのを新しいものに交換するために、昨日専門の業者さんが来ました。
そして、暖房が設置されていない機会を有効活用するため、壁を新しくする業者さんに入って貰います。
寝室とキッチンのカビがすごくて、見つける度に塩素で消してたんですけど限界があります。
私たち2人だけの時はそれほどでもなかったんですけど、娘が生まれて離乳食を作るのに、長時間茹でたりしてたおかげで蒸気が溜まってしまって、すぐにカビが生えるようになってしまったんです。
窓を開けていても、冬の冷たい空気にキンキンに冷やされた壁はすぐに結露してしまうようで、対処に困っていました。
寝室は夫の呼気がすごくてですね、窓を開けて寝ていると呼気が冷やされて水になり、それが流れてひと筋になり、更にそれが凍ってしまうという…。
どれだけ湿気ってるだって話でして、流れる水になるほど湿気っていれば、そりゃぁカビも喜んで生えてくるってもんですよねぇ。
壁紙を部分的に剥がして、カビ取りのスプレーを吹きかけて消しても、数日後にはまたうっすら黒くなってくるというのを繰り返していたので、この際、キレイにして貰おう!というわけです。
部分的に剥がされた壁紙で見栄えも悪いですし。
さてさて、悪名高いドイツの業者さんですが(遅刻とか、ドタキャンとか、要らんことをして高額の請求をするとか)、昨日来た暖房の会社の人は遅刻どころか5分早く来ました。
メインで仕事をする人はちょっと愛想が悪かったんですけど、まぁ、こちらも特に話そうともしませんでしたからお互い様。
お手伝い君は愛想が良かったのでバランスが取れていると言えるでしょう。
8時15分に来て、13時半には完了。
暖房を取り外し、仮止めのような感じで設置して、良さそうだったらまた取り外す作業でした。
特に問題もなく、娘の迎えにも間に合いましたし満足のいく仕事ぶりです。
今日は壁と床張りの業者さんですが、こちらも仕事が早い。
キッチンは手の届く範囲で壁紙と床板の撤去ですが、2時間ちょっとで完了。
棚にビニルを張って埃が入らないようにしてくれたり、床が汚れないように敷物を敷いてくれたり。
普通ならそのままいなくなっちゃうのに、「休憩に行ってくる」と一言くれたり、ビックリするほど気遣いができる人たちです。
カーテン、ここに置いても良いですか?とか、適当にバサッと放り投げたりしない。
音楽が欲しいとか何とか言っていて、でっかい機械を持ってきたと思ったら、「迷惑じゃなければ、音楽をかけても良いですか?」とか。
もう、嫌な気分になる要素がどこにもない!どうぞ、どうぞお好きにしてください。
かかってる音楽もうるさくない、丁度良い音量。
娘や夫がテレビをつけている時の方が何倍もうるさい…
キッチンは明日には作業が終わるようなことを言っていました。
素晴らしい!!
ドイツでは本当に良い業者を見つけるのが大変なんですが、今回は2社とも当たり。
暖房の会社はうちの近所で見かけるところで、数週間前にトイレが壊れた時に取り替えて貰った会社です。
その時は女性一人で来て、ものの1時間半程度で撤去・設置が完了。
それならば!と暖房をお願いしたのですが、昨日の人も作業が早かったので、会社全体が良い会社なんだと思います。
壁と床の会社は、お義父さんの所を直してお義父さんの評判も良かったので紹介してもらいました。その会社の社長さんは、夫と知り合い(小学生の頃何度か遊んだことがあるそうな)だったらしく、まぁ、だからどうだってことではないんですけど、全く知らないより安心感があるというか…。
コロナ・ロシアのウクライナ侵攻の影響で、手に職を付けている職人さんの数が急激に減ってしまったんですね。
働き方を見直すというんでしょうか、他にもっと良い仕事があるはずだ!となって。
職人さんの給与が低いことも影響しています。
大変な仕事なのに、デスクワークよりも稼ぎが悪い。
これから先、もっともっと少なくなるだろうから、娘には勉学だけではなく手に職を付けてもらいたいと思います。
娘の将来の夢は、“ごみ収集者で獣医さん”だそうなので、まぁ、食いっパグれることはなさそうです。
私も、時間が許すなら、壁紙を貼ったり床を張ったりするのを習いたいと思います。
そういう仕事に物凄く興味があるから。
電気系統は興味がないので仕方ないですが、できれば家を全部丸ごと自分で出来たら良いなぁと思ったりするんです。
車の整備をしてくれる友達は、まさにオールラウンダー。
車だけでなく、家の修繕や改修も(電気を含めて)全部自分でやっちゃう人。
かっこいい!尊敬するーーー!!!
娘に手が掛からなくなる頃には、50を過ぎてしまうでしょうけど、それからでも研修ってできるんでしょうかねぇ。
夫は、将来の方が人手が足りなくなってる筈だから、門戸は開かれてる筈だと言うんですけど。