昔に戻ったみたい | エルコのブログ ~ドイツはライン川のほとりで~

エルコのブログ ~ドイツはライン川のほとりで~

ドイツはライン川の近くに住むエルコが、日常の風景をお届けします

今年の幼稚園の夏休みは、実質6月24日から7月16日までです。

小学校は6週間で、幼稚園は3週間(幼稚園によって前半の3週間か後半かに分かれます)。

 

夏休みにどこにも行かないわけにはいかないので(私の精神がもたない)、去年から夫が夏休みの真ん中の1週間に休みを取ってくれるようになりました。

去年行ったのはモーゼル。山と川がとても美しい地域でした。

今年行こうとしているのは、夫のお父さんの知り合いがやっているペンションです。

ドイツではなくアイルランドにあるので、飛行機で行かなければなりません。

7月1日から8日まで私たちの予約を入れて貰えたので、飛行機の予約をしなければなりません。

 

値段が……酷い……

サービスが酷い……

 

かつて私が働いていた時、イギリスやスペインに飛行機で行くことがしばしばありました。

仕事で呼ばれて行くので飛行機代は出して貰えますが、飛行機の予約は自分でしなければなりません。

格安チケットを求めて、コンピュータの画面にかなりの数のサイトを開いたものでした。

高いのは払ってくれませんから、安いものを探さなければなりませんし、到着・出発の時間もなるべく待ち時間の少ない便にしなければ自分が大変。

なので結構な時間、色んなサイトをあっちに行ったりこっちに行ったり、にらめっこ、にらめっこ。

 

1日2日の仕事なので、荷物はさほど多くありませんから手荷物で十分でしたが、預ける荷物もプランに入っていました。

でも、今回見たらすべてのプランに荷物が含まれていません。

手荷物と書いてあるのはリュックサック程度の物で、その程度の持ち込みはできますが預ける荷物はどこも別料金。

私一人なら1週間くらいリュックサックで済んでしまいますが、荷物の多い夫は無理。

1日2枚のTシャツに、替えのズボンを2、3本。汗をかくからとからしいですけど。

それに気温に合わせて上着を数着、下着に靴下。

私は1日1枚のTシャツにズボンは履いているやつで十分だし、化粧品とかもないのでリュックサックに収まってしまいます。

娘は洋服のサイズは大きくなっていますが、さほど汚さないし汚れてもお構いなしなので荷物は少なめ。(小さい時から着替えとか持って出たことがない)

 

そんな夫が探していたプランは、スーツケース20㎏を3人分……

 

20㎏って、何がそんなにいるんだろう?????って感じです。

泊るところに洗濯機はないし、小さな町でコインランドリーもないから洗濯はできないそうですが、それにしても1週間で20㎏!?

 

まぁ、大は小を兼ねると言いますし、後で入りきらなくて高い追加料金を払うよりは、今の予約の段階で申し込んでおいた方が良いのは分かりますけど、20㎏!?

 

手荷物だけだと120ユーロ/人とかあったんですけど、アイルランドを去る時間が丁度良いのとスーツケースを預けられるプランにすると250ユーロくらいまで跳ね上がりました。

 

そして更に驚いたのが、今までは座席指定する場合のみ指定料金が追加でかかっていたのですが、今は指定しなくても座席の料金が取られるそうで、更に値段が上がります。

 

うへーーーーーー

 

信じられない。申し込みプランによって飲み物が無料だったりちょっとしたスナックがついたりとかありましたが、多分、それらは全部有料になってるんだろうなぁ。

たかが2時間程度の空の旅なので、別に飲み物がなくても困ることはありませんでしたけど(予約した便は何故か大抵飲み物が付いていたけど)、何でもかんでも有料ってちょっとなぁ。

 

航空会社からしたら、サービスにもお金が掛かるというのは分かるんですけどねぇ。

 

これ、日本に行くとなったらどうなっちゃうんだろう?と心配になります。

日本に行くならリュックサックなんてわけにはいきませんから、スーツケースを預けますし、長距離だと飲み食いしなければもちません。(おにぎりとかはいつも持ってますけど)

かつて2回の日本旅行は、座席指定は一番前を取りましたが追加料金はありませんでした。

でも、一番前じゃなくても座席にお金がかかるとしたら、えっらい高い旅行になってしまいます。

 

私が大学生の頃からぼちぼち安いチケットが出てき始めて、2000年後半くらいからハイシーズンでも1000ユーロ以下だったりした頃がありました。諸々込みで。

 

チケット自体が高くなり、座席に荷物にお金が掛かる…。

 

また気軽に旅行ができない時代になってしまいましたねぇ