「好きなものを編む会」の編み友さんの影響で
最近になって靴下編みを始めた私ですが、
なぜ 靴下編み(ソックニッティング)が今ブームなのか考えた
海外では10数年以上前から靴下編みがすでにブームだった
この記事が書かれたのは遅くとも2005年以前のようです。
この頃は日本では靴下編みはマイナーだけどもアメリカで大ブームだったそう。
(いま現在では世界的にブームですね。)
靴下編みの利点については、
1. 早くできる
2. 暖かい。実用的。
3. セーターにつながる技法をマスターできる。
4. 楽しい。
編み方も紹介されています。
たた&たた夫さん 編み方紹介 初めてのソックス
インターネット、ネットショッピングの普及
インターネット、ネットショッピングの普及により、
海外のソックヤーンを個人輸入するユーザーや
輸入して販売するネットショップが増えました。
ソックヤーンは、段染めなど美しい色に染められたものが多く、
種類が豊富で、つい集めてしまうニッターのかたも多いようです。
SNSの普及、Youtubeなどの動画投稿サービス
毛糸量販店もソックヤーンの取り扱いを増やすようになり、
ソックヤーンや靴下を編むための編みやすく進化した輪針も
海外製、国内製ともに入手しやすくなった。
梅村マルティナさんの存在
ソックニッターにとっては言わずと知れた梅村マルティナさん。
NHK「すてきにハンドメイド」にも出演されました。
マルティナさんの本、
「しあわせを編む魔法の毛糸」によると、
ドイツのTUTTO社で、opalの段染め糸が考案されたのが96年だそうです。
梅村マルティナさんは、医学研究者としてドイツから来日されて、
このドイツ製のopalのソックヤーンで編み物をされていましたが
趣味が高じてソックヤーンや編み物を周りに広めておられたところ、
2011年3月11日に東日本大震災が起きました。
マルティナさんは被災した地域に編み針と毛糸を送り、
編み物を教えて被災者を癒すボランティア活動をされました。
その後被災地の復興のため気仙沼に
「梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ(KFS)」を設立し、
日本にopalソックヤーンを普及させたかたです。
気仙沼の自然にちなんだオリジナルカラーも次々と販売されています。
日本のopalソックヤーンブームは、マルティナさんが牽引されたものと言ってよいでしょう。