いつもブログをご覧いただき誠に有り難うございます🙇
今年も残るところあと半月ほどとなりました。
師走とは言ったもので自分は日々の仕事が年末に向けて忙しくなって参りました。💦
ただ気候は12月らしからぬ陽気で日中は上着も不要なくらい暖かい日が続いてます。
クエ釣りの方はと言いますと先月、日中に何度か沖磯へ行って参りましたがいずれも撃沈釣行となりました。😭
まだ海水温も21~23℃ほどあってエサ取りも活発でポイントによってはエサの鯖、メジカが溶けるように無くなる❗😱
とにかく仕掛け投入から5分と刺しエサが持たない・・・
いったい海の中でどんな魚達がエサに貪りついてるのだろう⁉️と、遊び竿を持って行って同じメジカの切り身をエサに探ってみました。
すると!
釣れるは釣れるは‼️😆
サンノジ(ニザダイ)、アブラハゲ(ヒラニザ?)、エガミ(ブダイ)、イヌバンド(ヒブダイ)、メンドリ(オジサン)、キツ(イスズミ)、エバ(ナンヨウカイワリ)、オヤビッチャ・・・😅
中でもイヌバンド、キツ(いずれも50cmほど)といった中型のエサ取りが多くこいつらが魚群(なぶら)となってエサのサバ、メジカを食い尽くしてる様子。💦
こうなってくるとエサ取りとの戦い❗
ですがこういったエサ取りもウツボも同じですが時間の経過で対処するしか無く、こいつらを退治してから!なんて言っても不可能な話❗
潮止まりやら魚達の気まぐれやらでエサを取るのをやめてもらうしか方法は有りません。😅
ただこのエサ取りの口が止まった時❗ってのが本命クエの時合いだったりもするのでエサを入れ続けて状況を観ていくってのもクエ釣りでは大事なこと。
しかし!この場合のエサ取り達の活性の高さと言ったら心が折れ掛けるくらいの猛攻😓
ついにはクエの仕掛けにまで掛かってきたアブラハゲ🤣
と言うことで釣れたキツなんかをエサにして泳がす事に😆
しかし結果、最後までキツは元気よく泳いでおりました😅
まあこれがクエ釣りの現実ですね。
さて近況報告が長くなりましたが今回は九絵道のタックル仕掛け編と言うことで自分の使ってるクエ仕掛けをご紹介しようかな!と思います。😊
自分もクエ釣りをやっていて他人のクエ仕掛けってどんなんやろ〰️?🤔
なにか秘訣とか有るんかな❓とか気になることが有ります。😆
逆に知り合いからどんな仕掛けなん?って聞かれることもよく有ります。
やはり他人の仕掛けってすごく興味が有りますよね!
さて自分のクエ仕掛けですが「拘りの仕掛け❗」とか「これじゃ無いとダメ❗」なんてことは有りません。😊
ただ長年クエ釣りやってきて現在の仕掛けにたどり着いてるのも有るので自分自身で納得してる仕掛けではあります。😊
まずクエ仕掛けでは主に二通りのタイプの仕掛けで構成しておりまして。
①ベタ底仕掛け
②すて糸仕掛け
この二種類の仕掛けを基本的に使用。
使い分けは、根掛かりが少なくウツボの活性がそれほど高くない場合は①のベタ底仕掛けを使用。
このベタ底仕掛けが自分の中での本仕掛けとなり基本の形。
底荒れしている場所で根掛かりが頻発するようなポイントやウツボの活性が高い場合はすて糸を使用した刺しエサを海底から距離を取る②のタイプの仕掛けを使用。
ベタ底仕掛け(本仕掛け)
クレンサルカン
7本撚り#30ワイヤー
小型テンビン(ルーパー等)
T型クッション
スクリューサルカン
まあどこにでも有るような底物の仕掛けですね。😆
あまり余計なものは装備してない方だと思いますが、よりシンプルな瀬ズレとハリスが一体型の仕掛けは使用してません。
どうしてもハリスのみを交換したい場合が有るので瀬ズレとハリスは別物としております。
自分がクエ釣りをやり始めてからかれこれ30年近くになりますがやり始めの頃は色々な装備を着けたりスリーブを2つ連止めにしたりしてましたけどだんだんとシンプルになってきたってのが逆に進化かな😆
とにかく根掛かりしにくい仕掛け!ってのを考えましたね。🤔
ベタ底で海底に仕掛け本体が着底してるのだから根掛かりへのリスクは高いのですがそれでも少しでも根掛かりを少なくしたいと思いとにかく余計なものは外してテンビンなんかも大きいものだとテンビン自体が岩と岩の間にはまりやすいと思い小さいルーパー等を使用。
クッションゴムは名の通りオモリからの衝撃防止で着けてます。
クッションゴムもゴムチューブとか様々な物を使用しましたが石鯛釣り(真空オモリでの宙釣り)で古くから使われてるT型が使いやすいかな!と。
柔らかいゴムチューブの場合、根掛かりを外すときにクッション性が有りすぎてテンションが効きにくいので固めのゴムのT型クッションを使用してます。
ちなみに使用するオモリは30~50号の六角オモリを使用。
オモリは水深や潮流の早さで変更。
ただ潮流が早すぎるといって50号から上の重いオモリは使用しません。
自分のホームグラウンドのひとつである「松尾」は全国でも有数の黒潮が磯へ接岸するエリア。
その松尾でもウスバエ周辺は渦巻くくらいの激流となることも有る潮流の早い場所。
それでも50号のオモリでやります。
よく潮の早いときに100号といった深海釣りで使用するようなオモリを使用してる方見かけますがそれでもしかけが漕がれてます。
要は漕がれてるのはオモリでは無くて道糸‼️
正面からの激流であれば足下で仕掛けを止めておく、横からの激流でも仕掛けを止めて潮上の壁に止める。
出ていく激流なら決めたタナで仕掛けを止めておく。
それだけ❗
この場合の止めておくと言うのは仕掛けが漕がれても道糸は送らないと言うこと。
まあクエ釣りの場合、激流の真っ只中での釣りは困難ですので潮の緩むのを待つしか無い場合も有りますが。😅
と言うことで使用するオモリは50号まで!です。
続きまして②のタイプの仕掛け
親子サルカンを使用した仕掛け
②のエサを浮かす事を目的とした仕掛けは何通りかのタイプを使用してますが一番シンプルなものがこのタイプ。
特徴は仕掛け下部の親子サルカンで、すて糸とハリスを分けて接続するところ。
ただこの親子サルカン(三ツ又サルカンでも良い)はスクリュー付のものが無く(石鯛用では有りますが・・・)ハリスの交換を簡易的に行えるようにハワイフックを使用。
ただこの親子サルカンはそもそも延縄で使用するものでいわゆる横方向の仕掛けに対して使うもの。
なので磯から釣る場合の縦方向の釣りにはやや不向き。😅
ご想像出来ると思いますが、すて糸とハリスが絡みやすいという弱点が有ります。
まあそれでもこの仕掛けでもクエの実績は多く有りますので糸絡みもあまり神経質にならないように考えてます。
石鯛釣りでエサを浮かせるときに使用するテンビンを使用したタイプ
この仕掛けはまさに石鯛釣りでの仕掛けのパーツを太くした!ようなもの。
すて糸を長く取ってエサを浮かせる場合のすて糸とハリスの絡みを極力防止出来るのがこの仕掛け。
最近あまり使用しなくなりましたが一応釣行時にはストックしております。
ベタ底とすて糸での釣り方とをかね揃えたタイプ?の仕掛け😅
この仕掛けは10年前くらいまでは自分のオーソドックスなクエ仕掛けでした。
要はV型のテンビンにオモリを直付けしてベタ底で釣るかV型テンビンにすて糸を付けてエサを浮かせるか、両方の釣り方に対応出来るようにしておりました。
この仕掛けでも多くのクエの釣果を出してるのでずっとこの仕掛けでも良かったと言えばそれまでですが・・・😅
それでも根掛かり対策で少しでも仕掛けの突起を少なくしたい!と言う考えも有りV型テンビンからルーパーへ変更となったのが今の本仕掛けになります。😊
フカセ仕掛け(オモリ無し)
このフカセ仕掛けはエサの重さだけで仕掛けを落としたい場合の仕掛けですが実質、本仕掛けのオモリを外すだけで同じ効力を出せますので滅多に使用することは有りませんがエサ取りが極端に少なくなる冬季の潮流の緩いポイントなんかでは使用することが有ります。
出来るだけフワフワとエサを落としたい❗
クエの視覚に少しでもエサをアピールしたい‼️
この仕掛けもクエの実績有りますので常にストックしております。😊
あと活きエサを使用する場合でのウキを使用する場合も有りますがこの場合は前もって仕掛けを作っておくと言うよりは現場で作るので写真等はございませんが使用するウキは発砲ウキのオモリ負荷20号、適度なオモリでハリスにフロロカーボンの100~120号を使用したものです。😊
ハリスのみ前もって作ってるものがございますので↓
ハリスの長さは1ヒロほど。
針はぶっこみ同様に35~45号を使用。
続きましてハリスの仕掛け。
ハリスは基本的にワイヤーを使用します。
オーナースーパームツ
がまかつクエ
使用のワイヤーはいずれも49本撚り#39~41番
瀬ズレワイヤーは強度重点の7本撚り、ハリスワイヤーは柔らかさ重点の49本撚りを使用。
7本撚りのワイヤーをハリスに使用しても食い込みに問題が有る訳では有りませんがウツボなどが食いついてワイヤーをぐるぐる巻きにされても柔らかい49本撚りのワイヤーであればほどいて問題なくそのまま使用出来ますので👍
ワイヤーの太さにつきましては拘り有りません。
何種類か購入しているものが有るのでそれを使用してる!といった感じです。
ただ39番~41番とかで使用するスリーブのサイズが異なりますので仕掛けの作成の際は間違えないように気を付けております。
ハリスワイヤーの長さ 40~45cm
恐らくクエの仕掛けで最も重要なポイントとなるのが針❗
なので釣り針に関しては間違いの無い物❗を使用したいと言う気持ちが有ります。
クエ釣り始めた頃は父親が使ってた延縄の釣り針やマグロ延縄の釣り針なんかも使っておりましたが長くは「がまかつ クエ40号」を使用しておりました。
なによりこの針は錆びにくい❗針先が鋭利❗と言うことで愛用しておりました。
ただ近年の物価高等のあおりか、がまかつのクエ針がとんでもなく値上がりしてしまい・・・😱
昔購入していた分の在庫をまだ持ってますのでまだ数年間は使用に困ることは有りませんが今後の購入につきましてはやや後ずさりしてしまいそうですね。😅
そしてここ10年くらいは、がまかつクエよりも「オーナー スーパームツ」をスタメンで使用することがほとんどです。😊
ムツ針はその形状から根掛かりを軽減出来、また一度魚に掛かればとにかくバラシにくい構造。✨
クエ釣りには持ってこい❗の針です。👍
使用頻度によっては錆びも出て針先のメンテナンスも必要ですが実績、信頼共に間違いの無い釣り針ですね。
あと最近動画サイトなどで話題になってる同じ高知県が発祥の釣り針のメーカー様の「土佐啓作釣」小松啓作商会様。
自分のなかでは長く漁業専用の釣り針を主に製造、販売されていた会社のイメージ。
ただ最近、クエを狙う方向けにいろいろと製造されております。
土佐啓作釣の良いところはステンレス製で錆びにくいところ。✨
針先の鈍りさえ起きなければくりかえし使用しても問題ないコストパフォーマンスに優れた針❗
見て手に持ったことは有りますが自分はまだ実際に使用したことが有りませんので今後、是非とも使用してみたい釣り針です。✨😊
さて以上が自分がクエを狙うときに使用しているクエ仕掛けです。
瀬ズレ、ハリス共にこれといった拘りは有りません。(釣り針は信頼有るものしか使用しませんが😊)
仕掛けで重要なこと
●頑丈一点張りではなく竿、道糸等を踏まえたバランスが重要。
●サバやメジカを1尾刺しでエサで使用する場合、小さい針は厳禁!(小さくても35号)
●スリーブ(ダルマクリップ)の締め付けはしっかりと!
●仕掛けを多く作り過ぎないこと。(仕掛けは人それぞれ考え方が有り使用する部材も異なります。そしてクエ釣をやっていくと新しい発見、発想が必ず出て来ます、そんなとき少しの変化かも知れませんが新しい形の仕掛けが誕生します。そして新しい仕掛けで結果を出したり自分で納得が出来ると以前作成した仕掛けを使用しなくなります。そうなると各パーツは外せば構いませんがワイヤー等は長さが短くなったりして破棄することにもなり非常に勿体ないのです。仕掛けは常に進化していきますのでストックは多目に作らないことをお勧めします。)
今回は九絵道のタックル仕掛け編としまして現在自分が使用している仕掛けをご紹介しました。😊
次回は九絵道の道具箱?とかで自分の使用してる道具、小物などにつきまして投稿したいと思います。
本当はクエの釣果報告での投稿をしたいのですけど・・・🤣
今年もあと2周間ちょい!
仕事も大忙しとなりますが行けるときは磯に立ちたいと思っております。😊💪
それではまた👋












