Purslane Promenade すべりひゆの散歩道

 少し前のことになりますが、高知県古民家再生協会のHさんに修復の現場を見せてもらいました。家老が泊まったという部屋が残っています。しかし、この家を修復して残すのには持ち主も勇気が要っただろうというほどの傷みが外観からは見て取れました。でもHさんやMさんの意見を聞き入れてくれて残すことになったのだそうです。工事はHさんが引き受けていますが、その値段を聞いて驚きました。「損をしない程度の金額をいただければいい」といういことのようです。そうして少しでも多くの古い建物が蘇って使われるようになることが彼の生き甲斐のようです。 頭が下がります。<IZW>