Purslane Promenade すべりひゆの散歩道-白梅が咲いた


 二十四節気というのがあります。中国の暦から来て、日本でも旧暦でずっと使われてきたもので、現在でも「立春」や「大寒」「清明」などと使われています。中国の天文学からきているそうで、一年を二十四の節気に分け、それぞれに季節を表す名前をつけています。節気から節気の間はほぼ15日。いわば15日で季節は変わっていくのです。今日は「立春」文字通り春になったということです。で、15日あとには「雨水」。春の雨が降り始める季節。それから15日経てば「啓蟄」。暖かくなって虫が土から出てくる頃。その次が「春分」。というように15日間隔で節気が作られています。

立春のわが庭に梅の花が開きました。「梅にウグイス」とは昔から言われていますが、現実には梅にメジロ。毎朝輪切り蜜柑をくれと催促するメジロの声に起こされています。


立春の雨降る庭に目白来る (吾燈人)