■文章でブランドを作る
これはどういうことかというと、
何も実績がなくても、文章がうまければ、それだけで人はついてくる、
ということです。
というとまるで詐欺師のようですが、そうではありません。
たとえば小説家がいい例ですよね。
彼らがいい小説を書いてヒットしたら、
それは立派な「実績」です。
しかし、彼らがしたことは何でしょうか。
ただ「文章を書いただけ」ですよね。
つまり、文章というのはそれ自体が「実績」となりうる、
大きな武器なのです。それはビジネスの世界でも変わりません。
特にネットビジネスのような「言葉が命」のビジネスでは、
文章でブランドを作るということも可能なのです。
「この人の記事はわかりやすい」
「この人の記事は笑える」
という安定した評価が得られたら、
毎日たくさんのアクセスが集まります。
そうすれば、そのサイトが強くなり、
サイトが強くなればなるほど、そこを訪れた瞬間に人が、
「おお、この人は何か信頼できそうだ」と感じます。
ここまで来たら、もうブランドは半ばできているのです。
もちろん、たとえば2ちゃんねるのひろゆきさんとか
ホリエモンのような超強烈ブランドには程遠いです。
しかし、ネットビジネスで月収100万を稼ぐとか、
その程度のブランドであれば、文章だけでも
すぐに到達することができるでしょう。
簡単に早く興味を持ってもらう文章を書くためには、
大衆が言っていることと「反対」のことを言うこと。
そうすることで自分のブランドを簡単に確立することが
できます。
もちろんそれが筋が通っていて、理にかなっていなくては
いけません。もちろんそれでも、批判されたりしますが、
人に嫌われることを恐れていてはいけません。
成功するということは、支持してくれる人もできることなので、
反対意見も必ずもらうことになります。