久しぶりに上京した先週の日曜日(2025.9.7)、「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」新橋店(東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前第1ビル) にお邪魔した。東京にお住まいのNさん(もと同僚で、奈良まほろばソムリエの会会員)にお連れいただいたのだ。場所は「奈良まほろば館」(港区新橋1丁目8-4)から、徒歩5分ほどのところだ。

 

 

 

最初「ランチに、ラー油の入った蕎麦を食べませんか?」と聞いたときは、てっきり「中華そば」だと思っていた。しかし、よくよく話を聞くと、蕎麦粉で作る「日本そば」だった。

 

 

前身の虎ノ門「港屋」は、もともと人気のある店だったが、人気漫画『島耕作』シリーズで「島耕作が愛する立ち食いそば屋」として紹介されると、全国に名が知られる有名店になったという。今の店も、平日は近隣のサラリーマンで、長い行列ができるそうだ。訪ねたのは日曜日だったので行列はなく、スグに座れた。しかしお客は、ひっきりなしに訪れる。

 

 

私が注文したのは、「とろろポーク肉そば(大)」税込み1,170円(大、中、小とも値段は同じ)。蕎麦は、太くてコシのあるシッカリとした麺だ。味は結構複雑だ。ほのかに甘い「そばつゆ」に辛い「ラー油」が入り、そこに「刻み海苔、ゴマ、タマネギ、豚肉」などのトッピングに「山の芋とろろ」。テーブルの上の生玉子(1個無料)や天かすも加えれば、島耕作のような東京のサラリーマン御用達の、パワフルなランチが完成する。

 

 

 

 

うーん、これはなかなか家庭では再現できない味だ。来年も上京の機会があるので、ぜひまた訪ねることにしたい。奈良の皆さん、「奈良まほろば館」にお出ましのおりには、ぜひ! 少し場所が分かりにくいので、ナビをよく見てお訪ねください。

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