霧錦 隆雄(きりにしき たかお)
東三段目四十四枚目
本名 佐々木隆雄 1982年6月15日生
茨城県北相馬郡藤代町出身 1998年秋場所入門
185.5cm 131kg
1998年九州場所 西序ノ口四十五枚目 4勝3敗
1999年初場所 西序ノ口六枚目 3勝4敗
1999年春場所 東序ノ口十一枚目 4勝3敗
1999年夏場所 西序二段百二十八枚目 2勝5敗
1999年名古屋場所 西序二段百五十五枚目 4勝3敗
1999年秋場所 東序二段百二十五枚目 4勝3敗
1999年九州場所 西序二段百枚目 1勝6敗
2000年初場所 西序二段百三十三枚目 5勝2敗
2000年春場所 東序二段八十枚目 3勝4敗
2000年夏場所 東序二段九十八枚目 4勝3敗
2000年名古屋場所 東序二段七十四枚目 2勝5敗
2000年秋場所 西序二段百二枚目 5勝2敗
2000年九州場所 西序二段五十五枚目 3勝4敗
2001年初場所 西序二段八十三枚目 3勝4敗
2001年春場所 東序二段九十九枚目 休場
2001年夏場所 西序ノ口十三枚目 休場
2001年名古屋場所 番付外 休場
2001年秋場所 番付外 休場
2001年九州場所 番付外 前相撲出場
2002年初場所 東序ノ口三十枚目 5勝2敗
2002年春場所 西序二段九十三枚目 5勝2敗
2002年夏場所 西序二段四十八枚目 4勝3敗
2002年名古屋場所 東序二段二十七枚目 4勝3敗
2002年秋場所 西序二段六枚目 2勝5敗
2002年九州場所 西序二段二十七枚目 4勝3敗
2003年初場所 東序二段四枚目 2勝5敗
2003年春場所 西序二段三十五枚目 2勝5敗
2003年夏場所 東序二段六十七枚目 5勝2敗
2003年名古屋場所 東序二段二十六枚目 3勝4敗
2003年秋場所 東序二段五十一枚目 5勝2敗
2003年九州場所 東序二段十二枚目 3勝4敗
2004年初場所 西序二段三十枚目 6勝1敗
2004年春場所 東三段目六十七枚目 5勝2敗
2004年夏場所 東三段目三十八枚目 1勝6敗
2004年名古屋場所 東三段目七十四枚目 0勝7敗
2004年秋場所 西序二段二十四枚目 5勝2敗
2004年九州場所 東三段目八十四枚目 4勝3敗
2005年初場所 東三段目六十六枚目 2勝5敗
2005年春場所 東三段目九十一枚目 4勝3敗
2005年夏場所 西三段目七十一枚目 4勝3敗
2005年名古屋場所 西三段目五十五枚目 3勝4敗
2005年秋場所 東三段目七十五枚目 5勝2敗
2005年九州場所 西三段目四十三枚目 5勝2敗
2006年初場所 東三段目十七枚目 4勝3敗
2006年春場所 西三段目三枚目 1勝6敗
2006年夏場所 東三段目三十九枚目 1勝6敗
2006年名古屋場所 西三段目七十一枚目 6勝1敗
2006年秋場所 東三段目十七枚目 3勝4敗
2006年九州場所 西三段目三十一枚目 5勝2敗
2007年初場所 東三段目七枚目 4勝3敗
2007年春場所 西幕下五十七枚目 5勝2敗
2007年夏場所 東幕下四十二枚目 4勝3敗
2007年名古屋場所 東幕下三十六枚目 2勝5敗
2007年秋場所 西幕下五十三枚目 4勝3敗
2007年九州場所 東幕下四十五枚目 1勝6敗
2008年初場所 西三段目十一枚目 0勝7敗
2008年春場所 西三段目六十一枚目 5勝2敗
2008年夏場所 西三段目三十三枚目 5勝2敗
2008年名古屋場所 東三段目八枚目 1勝6敗
2008年秋場所 東三段目四十一枚目 4勝3敗
2008年九州場所 西三段目二十五枚目 4勝3敗
2009年初場所 東三段目十三枚目 3勝4敗
2009年春場所 東三段目三十枚目 5勝2敗
2009年夏場所 西三段目六枚目 5勝2敗
2009年名古屋場所 西幕下四十四枚目 3勝4敗
2009年秋場所 西幕下五十五枚目 4勝3敗
2009年九州場所 西幕下四十六枚目 1勝6敗
2010年初場所 東三段目十九枚目 2勝5敗
2010年春場所 東三段目四十四枚目
最高位 幕下36 通算217勝224敗28休
通算出場回数 441 勝率 49.2%
まじめで礼儀正しく、しかも個性の強い人です。一生懸命に稽古にはげみ、身長、体重も十分、素質にもめぐまれていますが、今のところは怪我のため、本来の実力が出しつくせないようです。日常生活ではめがねをかけ、控えめな性格で、好きで選んだ相撲の道をひとすじに進んで行くにはどうすればいいのかということも完全に心得ているようです。
右手のひどい怪我のため、何年間も大変なハンディーを背負っています。2001年春場所、連続四場所の休場で、番付が急に落ちて、番付外になりました。しかし、長期的には、怪我さえ治れば、心配なしに前途に期待をかけていい好青年だといえます。早くよくなるように願うばかりですが、まだ回復せず、手首の傷がまだ大きく膨らんでいるのは心配です。
この状態で 2002年初場所、春場所とつづいての五勝二敗はまことに貴重で、夏場所番付で自己最高位を更新したあと、通算で連続四度目の勝ち越しをきめ、また最高位更新となりました。本人は、成績が順調に上がっていることで、いくらか安心感が戻ってきたような感じでした。
2004年初場所は大勝ちしましたので、春場所の番付で、やっと三段目に昇進しました。そして好成績も飾りました。その後夏場所では、番付が上がり過ぎたせいで、苦しい成績になりました。名古屋場所も、本人一生の大負けになりましたけれども、秋場所からはちゃんと通常の成績に戻ったと言えるでしょう。特に、2005年の秋場所、九州場所の好成績を見ると、順調に上がって行くのがわかります。
2006年初場所に続いて、春場所の番付でも、自己最高位でした。三段目三枚目で幕下が近くなっていましたけれども勝越しならずまた落ちてしまいました。ですが、名古屋場所では二年半ぶりの六勝一敗の著しい成績です。
2007年春場所の番付では、幕下昇進が現実になりました。この幕下の自己最高位の場所を五勝二敗という成績で飾ることができました。
2008年春場所、夏場所、体調が少しずつ戻って来て、幕下復帰が目の前に。そう思ったら、名古屋場所にはかなり不調な表情でした。
去年と比べて見れば、体調がかなり戻って来たようです。名古屋場所の番付には、ようやく一年半ぶりで幕下に戻って来て、おめでとうございます!
陸奥部屋では、この次の関取になれると期待できる人です。ただ、残念に、九州場所も、初場所もまた最低な成績になってしまいました!
と期待の星だったのですが。
初場所が終わった所で、引退を決意した。
可愛がってたのに本当に残念です。
名古屋の地で、第二の人生頑張って下さい。