見立ジョンイル物語 【前編】 | a.k.a.“工藤明男” プロデュース「不良の花道 ~ワルバナ~」運営事務局


とある国とも国家とも言えない、ちょうどトライブ(部族集団)のような集団があった。

その長は見立ジョンイルという名前で、かつてそのトライブが形をなす前はただの平民に過ぎなかった。





同種族が生存競争のために多種族との争いを繰り返す中で、トライブは形を形成していき見立ジョンイルは種の食物連鎖の頂点に這い上がっていった。





多種族に関わらず、時には同種族さえも裏切り、陥れ、恐怖を植え付けることで種の中で揺るぎのない地位を築いていった。




 

トライブに敵がいなくなると、見立ジョンイルは仮想敵国をトライブをのなかに作るためにトライブを分裂させた。トライブ内に派閥と勢力争いを築いたのだ。











外なる敵がいなくなり、その敵意と憎悪を内に向けた。
トライブは内なる憎悪により分裂と吸収を繰り返し、さらに武力を強め、見立ジョンイルへの忠誠を強めた。



トライブの結束と見立ジョンイルへの忠誠の裏では多くの憎しみと悲しみを生んだ。






ある日、ひょんなきっかけで見立ジョンイルは人生で最大の最低のミスを犯した。
自分の勢力を誇示するために敵の将を襲撃するフリをしたところ全く関係のない市民を殺してしまった。





見立ジョンイルはすぐに国外に逃亡した。







国外に逃亡してもトライブは存続させようと思った。共犯のトライブのメンバーも同じように国外に逃がし、自分に従わない者は粛清しようと思った。

(絵・振り逃げ氏  文・悪ノリ先輩)




⇒続く



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