こんにちは!
英語で読み聞かせをしているユウです。
今日は、4年生のクラスで英語読み聞かせをしてきました。
まず1冊目は、谷川俊太郎さんの
「きらきら」
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12月に、他のボランティアの方が日本語で読んでいた本です。
報告会で聞いていて、「お、これは英語読み聞かせにもちょうどいいかも」と思い、市立図書館で借りました。
先週末、横浜でもみぞれのような、雪のようなものが降ってきたので、タイミング的にもちょうどよかったみたいです。
タイトル「きらきら」は
"Shiny Snowflakes"
「きれいだね」のくだりは、
"How beautiful!"
(なんてきれいなのでしょう!)と、感嘆形にして読みました。
「とってもちいさい ほんとうは」のくだりを、
"It's actually very very small"と読んだところ、
「あ、スモールって言った」
とお子さんが言ったのが聞こえました。
やっぱり、知っている単語が出てくると嬉しいんですね。
今までは、知っていそうな単語を並べて、お子さんもちょこちょこ言えるような参加型のスタイルにすることが多かったのです。
しかし、英語読み聞かせを3年近くやっていると、やはり新しいスタイルも試したい。
「1つ1つ、すべての単語を知っていなくても、英語の音の流れを楽しんでもらうのも、いいかも知れない」
と、先月参加した英語お話会で思いました。
「ふしぎだね」のくだりは、
"How wonder!"
(なんて不思議なんでしょう!)
と読みました。
六角形は"hexagon"です。
昔「クイズヘキサゴン」なんていう番組もありましたね。
「たべたいな」のくだりでは、クスクス笑っているお子さん達がいました。
「ゆきだるま」のくだりは、
「英語でなんて言うかな?」とクラスに聞くと、
"Snowman!"と元気に答えてくれました。
雪山の名前も出てきます。
「アルプス」は「アルプス山脈」のことで、ヨーロッパのたくさんの山が集まった山々の峰です。
英語では "Alp"の複数形で "Apls"というのが有力説です。
「ヒマラヤ」は、ご存じアジアの大陸の「ヒマラヤ山脈」。
英語では、"the Himalayas"といわれることが多いです。
さいごは溶けちゃうのですが、これも雪が降っても積もらない、横浜にピッタリのくだりでした。
日本語と英語で交互に読んでも、3分強くらいの絵本でした。
読み聞かせの終わりに、「きらきら」にかけたのか、"Twinkle, twinkle..."と「キラキラ星」を歌いだした男の子がいました。
もう切り上げていたので、そのまま出てきてしまったのですが、今思えば、"twinkle"と"shine"の違いを説明する、いいチャンスだったかも。
ちなみに、"twinkle"は、それ自体が光を発する場合に使われる事が多く、やはり星を表すのが1番自然な気がします。
"shine"は、光を反射して光るものを指すことが多い印象です。私の中では、シャンプーの宣伝、"Lux Super Rich"に出てくる髪モデルさんのツヤツヤの髪が、代表的な"shine"です。
そして"Twinkle, twinkle, little star"の歌詞を紹介するきっかけにもなったかも知れません。
次回以降、チャンスがあれば紹介したいですね。
ではみなさん、寒いですが、ステキな週をお過ごしくださいね。
(読み聞かせ時間:3分30秒)