「幸せ」の語源は、

「為し合わせ」だと言う。


何かを、

共に生きる者となす。


たった一人では、

幸せにはなれない。


誰かと分け合い、

なし合うことで幸せとなる。


隣にいる者に、

心手渡せる人。


独り占めせず、

皆と喜び合える人。


悲しみに耳を傾け、

頷き話を聞ける人。


許しあい、

痛みをわかり合える人。


幸せとは温度。

人と人のあいだに生まれる。


暮らしとは、

人と共に生きること。


ポッと灯る火が、

心の闇を照らすこと。


明るい日と書き、

「明日」と読む。


未来に灯る幸せの灯が、

目を閉じれば見えてくる。