ドイツには、

チップを支払う文化がある。


額に対して1割が、

基本の対価だと聞く。


日本にはチップの習慣がない。

だから慣れず戸惑う。


「日本の飲食業界はブラック」

海外から見ればそう思うらしい。


おしぼりに冷水。

笑顔に水のお代わり。


それでもチップはなし。

日本じゃ当たり前の接客。


ところかわれば、

やりすぎのサービスに見える。


ドイツにいると、

日本の普通がくつがえる。


自分がその中にいては、

気づかぬことに気付かされる。


おもてなし文化の日本。

行き過ぎが多々ある日本。


こだわりがいつしか、

自分の首を締めている。


ほどほどに戻すには、

どうすりゃいい?