仕事がらか、
「人の声」に耳がいく。
ドイツの人々の声は低い。
しかし響く声をしている。
響くから大きな声を出さず、
ジェントリーな会話をする。
それに比べて日本語は、
響かないから高く喋る。
聞こえないから叫び、
伝わらないから頑張る。
まるで楽器のオカリナと、
サックスくらい違う。
それは否応なく、
歌にも影響する。
体の違いでなく、
言語の響きやクセだから仕方ない。
日本人が英語の様に歌うと、
迫力は出るが嘘くさい。
それは生きてきた経験から感じる、
違和感だからしょうがない。
誰も喋り方を教わらず生きる。
誰かの真似をして。
「人は環境の動物」と言われるが、
言語はさえたるものかもしれない。
ドイツは人が沢山いても静か。
耳につかない。
お喋りでないわけじゃない。
言語の響きが違うのだ。
※ドイツの人々は日光浴が大好き