少年、君は間違いじゃない。

その鋭きナイフの眼差し。


少年、君は間違いじゃない。

群れを離れた狼のように。


うまく生きることより、

美しき孤独を選び。


たわむれの時より、

肌を刺す極寒の闇を歩く。


一筋の光、

またたいた星の光。


少年、君は間違いじゃない。

中途半端な優しさに甘えず。


少年、君は間違いじゃない。

傷だらけの愛を抱いて。


たった一人で生きるんだと。

キツく結んだ唇に、

少しの震えを見た時。


あぁ、なんて眩しい、

希望と言う涙が、

わたしの胸に落ちたでしょう。