この世を去ったことについて
考えてみました。
残念なことに
自死を選ぶ人は珍しくない。
私の知人や近所にも
何人もいます。
なかでも
10代の人は本当に悲しいし悔しい。
ニュースで見るたび
まわりの大人が
どうにかできなかったのかと
憤りまで感じる。
なにかの本で読んだのだけど
自殺をする人は
原因がひとつだけではなく
たくさん重なって
八方塞がりになっていると言う。
他にも
鬱病などメンタルを患った人は
自分なんかいなくなったほうがいいと
思ってしまうと言う。
きっと
誰も助けてくれないし
助けてとも言えない状態に
なってしまうんだろうな。
つまり
この世に居場所が
なくなってしまうのだろう。
だけど
死ぬのはとても苦しいと思う。
怖いと思う。
それを乗り越えてしまうほど
この世に未練がなくなってしまうのか。
もう
これは
こう考えることにした。
たくさんたくさん
苦しんで
たくさんたくさん
がんばったから
もう
戻っておいで。
もう
帰っておいで。
神様ももう
なんにも言えない。
魂の生まれた場所に
帰っておいで。
自死を選んだ人の気持ちは
その人にしかわからない。
けれど
神様も許してくれるほど
この世でがんばったんだと思う。