舞台になった高校は、偏差値の低い
滑り止めに受けるような学校でした。
長女が行ったような学校でした。
少しその学校とダブらせてみていました。
長女が行った学校も、先生方は一生懸命だなと感じるところはありました。
しかし、長女の話を聞いてると、
異常なくらいに漢字の読めない人がいて、
原稿を見てパソコンで文章を打ち込む授業で
一つ一つ手書き入力をしていたとか。
だから、とても時間がかかっていたそうです。
実は長女も勉強がとても苦手だったので、
学習障害があるのではないかと疑うほど。
そんな、学習に少々困難な子供たちには
有難い受け皿になる学校だったのではないかと
思います。
ただ、役に立ちそうな資格が取れなかったのは
残念でした。
もちろん、野球部やサッカー部が強いという
良い面もありました。
第一話で、桜井翔演じる鳴海校長が
生徒に奨学金の現実を話す場面も、
あぁ、よくわかると思いました。
私も子供のために、コツコツ貯めたお金があったのですが、まったく足りなかったのです。
奨学金を借りるということは、
子供に借金を背負わせることで、
とても愕然としたものです。
ドラマは鳴海校長が学校を立て直そうと
奮闘する物語でした。
生徒や先生たちと真正面から
向かい合ういいドラマだったと思います。
実際、子供を学校に通わせていると、
先生って、本当に大変だなと思うことが
多いです。
ちゃんと休めているか心配になります。