ヒストリー・オブ・バイオレンスカンヌ映画祭、そして全米にて大絶賛され、2006年アカデミー賞最有力との呼び声高い、デイヴィッド・クローネンバーグ監督最新作
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のマスコミ試写に行ってきた

アメリカの田舎町に平穏に暮らす家族。
静かで優しい夫トムの経営するダイナーに押し入った強盗を正当防衛で倒し、人々の命を救ったトム。その勇敢な行動をマスコミが取り上げ、一躍有名になったトムのところに、彼を違う名前で呼ぶ怪しい男があらわれた。

隠されていた夫の過去への偏見との間で揺れる妻は、彼の人生のすべてを果たして受け入れられるのであろうか・・・。
という、究極の愛の選択を描くサスペンス・ミステリー。


もし自分の愛している人が、過去に人殺しや強盗、闇の世界の人だと分かったらどうする?浮気なら怒りがこみ上げてくるんだろうけど・・・、難しい問題だよね。
そんな妻、家族の苦悩、そして過去を捨てようとしていた夫の心情が、実力派俳優 ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリスなどによって描かれている。

激しい撃ち合いのシーンで、なぜか隣りにいた男性が爆笑していた
笑うところはない気がしたけど、、、
たぶん主人公の男が敵から逃れるシーンで、映画やドラマでよくある「なんで主人公にはピストルの弾が当たらないの?」とか「そんなうまく逃げられるわけない!」という、設定で笑ったのかも。

その方は映画の宣伝担当の方に「いや~、すごい良かったですよ」と絶賛していた。
確かに大人の男性が観て、面白いと思う映画かもね。(Hなシーンもあったしー)
女性は妻の立場から観れる映画です。


『ヒストリー・オブ・バイオレンス』は、3月11日(土)より公開。

「ヒストリー・オブ・バイオレンスのサントラ」は、2月15日発売。