ジェーンカンピオン監督作品「ピアノレッスン4K」を有楽町TOHOシネマズシャンテにて観てきました。おすすめの歴史ドラマと題しましたが、歴史ドラマというよりは「歴史の中に埋もれたある女性の物語」とでも言った方が良いかもしれません。

 

 

1993年、ジェーン・カンピオンの名前が一夜で映画史に劇的に刻まれた。ヴィム・ヴェンダース、ケン・ローチ、マイク・リー、ホウ・シャオシェン、スティーヴン・ソダーバーグと錚々たる巨匠&奇才の新作が競い合うカンヌ国際映画祭のコンペティションで、女性監督初のパルム・ドール受賞を成し遂げたのだ。2021年には『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞🄬監督賞に輝いたカンピオンの最高傑作『ピアノ・レッスン』が今、4K映像によって繊細かつ壮麗に蘇る。
ホリー・ハンターが演じた主人公のエイダは、近年大きな共感を呼んでいる、抑圧や生きづらさから解き放たれ、ありのままの自分を肯定し「私」らしい生き方と幸せを探すヒロイン像の原点。本作で名声を得たマイケル・ナイマンによる、秘めた情熱が香り立つ哀切なピアノ曲「楽しみを希(こいねが)う心」、エイダの激しい想いと彼女が自ら切り開く運命の物語が、観る者の心に永遠に刻まれる、感動を超越した映像体験。

 

1993年製作/121分/R15+/オーストラリア・ニュージーランド・フランス合作
原題:The Piano
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
劇場公開日:2024年3月22日

その他の公開日:1994年2月19日(日本初公開)

 

 

19世紀半ば。エイダはニュージーランド入植者のスチュアートに嫁ぐため、娘フローラと1台のピアノとともにスコットランドからやって来る。口のきけない彼女にとって自分の感情を表現できるピアノは大切なものだったが、スチュアートは重いピアノを浜辺に置き去りにし、粗野な地主ベインズの土地と交換してしまう。エイダに興味を抱いたベインズは、自分に演奏を教えるならピアノを返すと彼女に提案。仕方なく受け入れるエイダだったが、レッスンを重ねるうちにベインズにひかれていく。

第66回アカデミー賞ではエイダ役のホリー・ハンターが主演女優賞、娘フローラ役のアンナ・パキンが助演女優賞、カンピオンが脚本賞をそれぞれ受賞した。2024年3月、4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開。(映画.comより)

 

自分は久しぶりの映画館での鑑賞。家にブルーレイも所持しており、映画館でしか見れない機会が今までなかったので、待ちに待った映画館での鑑賞。当時家のテレビで見たのを記憶しているが、今でこそ見るべき内容が詰まっていて、どうにもこうにも心が抑えきれないで投稿。ホリーハンターの演技も最高、当時見た人はこの感覚についていけたんだろうか?それとも当時の観客のリテラシーにようやく僕らが追いつけただけなんだろうか?こんな素晴らしい映画がいくらでも映画館で見れる贅沢な国で生きれる自分に日々感謝です。

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する