「チャットモンチーのちょうど10周年のBillboard、前夜と今夜」

チャットモンチー10周年前夜の2ndステージに参戦してきました(^^)

チャットモンチーは2006年のサマーソニックのオープニングアクトで初めて観てから、SSTVのイベント、単独武道館、そしてまたサマーソニックと観る機会がありました。

最近は、積極的に情報をキャッチできていませんでしたが、10周年ということで久しぶりに参加( ´ ▽ ` )ノ

あの初々しかったチャットモンチーも10周年…時間が経つのは早いものだなぁと感慨深くもなります。

今回の10周年記念ビルボードライブのステージは計4回。参加したのは「前夜」の2ndステージ。

ビルボードは、基本的にレストランスタイルですが、今回は後ろの方のカジュアル席(ドリンクのみ)での参加です。
カジュアル席も、やや距離感はありますが、前を遮るものがないので、座ってゆっくり観れました(^^)

ビールを飲みながら開演を待ってると、やがてチャットモンチーのお2人が登場。
2人ともステージに置かれた椅子に座って、まず挨拶から始まりました。

参加者には、橋本さんが作ったチャットモンチーの年表が書かれた紙が配られており(カジュアルエリアにはなぜか終演後に配られましたが…)、その年表に沿って、2人が当時の裏話を交えて、その時々の曲を演奏していく構成でした。

セットリスト

1 迷迷ひつじ
2 恋愛スピリッツ
3 バスロマンス
4 LOVE is SOUP
5 また、近いうちに
6 バースデーケーキの上を歩いて帰った
7 歩くオブジェ
8 きみがその気なら
9 en.three sheep
10 en.サラバ青春

2ndステージは2人編成ということで、ギターの橋本さん、ベースの福岡さん、たまに2人がピアノを弾きながら、といった感じでした。

普段よりシンプルな構成な分、橋本さんの澄んだ声や、ギターの音色が、綺麗に響き渡っていて、聴き心地がとても良かったです。

どの曲も良かったのですが、印象に残った曲を少し思い出しながら。


大好きな曲「恋愛スピリッツ」はギターとベース編成。
ギターとベースだけでもカッコ良かったです。何回聴いても良い曲。
せつないメロディーと痛々しい歌詞と橋本さんの可愛い声とノイズギターがホントに絶妙なバランスだと思います。

当時、このギターの音を聞いた瞬間、自分はチャットモンチーのことが大好きになりました。
この曲はデビュー前からできていたらしいですが、デビュー時にガラッとアレンジを変えたそうです。たぶん、それはプロデューサーの石渡ジュンジさんの仕事だと思いますが、個人的には、凄く好きなアレンジです。

演奏後、橋本さんは、この詩を高校生で書いたなんてませてるでしょう、と少し笑っていました。少女マンガばっかり読んでたなぁと。でも、10代の頃の歌詞は良くも悪くも視野が狭くて、だからこそ良いと思うとも言っていました。そして、今の自分では書けないなとも。


続く、「バスロマンス」は、友人の結婚式に歌えるように、元ドラムの高橋さんが書いた詩らしいです。
それまで結婚式などでは「希望の光なんてなくったっていいじゃないか」を、結婚式的にマズイ歌詞の箇所だけ歌わずに演っていたとか(笑)
結婚には希望の光があって欲しいですよねー(^^)

ちなみにクミコさんは、福岡さんが、酒に酔わせて無理やり?バンドに加入させたんだなんて話も(^^)


「歩くオブジェ」は、橋本さんのギター、福岡さんピアノの編成。
ピアノの綺麗な音色と橋本さんの切ない歌声がとても綺麗に重なってました。途中から橋本さんのディストーションギターが加わり、あのチャットモンチー独特の、切なく痛々しい世界観が広がって、メチャクチャ感動的でした。


アンコールの1曲目は、まさかのオーディエンスからのリクエスト募集!

福岡さんは、「昔の曲は自信がないから…」と言って、なんと市販のバンドスコアを準備(笑)

「優しさ」、「ひとりだけ」、「サラバ青春」、「three sheeps」等、思い思いに叫ぶお客さん(自分は心の中で「ひとりだけ」た叫びました(^^))。

本気で迷う2人。まったく決まる気配なし!(笑)
「できるやつ…」という心の声が漏れてしまう橋本さん。どうしようどうしようと言っている間に、なんとなく「three sheeps」の雰囲気に。

「ちょっと歌詞を…」と言って、ipadを使って、「チャットモンチー」「歌詞」「three sheeps」で検索しはじめる橋本さん(笑)

自分のライブで、自分の歌の歌詞をインターネットで検索して歌ったアーティストは初めて見ました(笑)。さすが!それだけ、ガチリクエストだったってことですよね!

そして少し橋本さんの練習タイムがあって、いざ演奏スタート。始まると、さすが、2人ともバッチリ決めてくれました。

10周年前夜、最後の曲に選ばれた曲は「サラバ青春」。
このタイミングで、このタイトル。
青春との別れを、飾らない、優しい言葉で綴る高橋さんの歌詞が胸を打つこの曲は、2人で1つのキーボードで並んでの弾き語りでした。
寂しさが漂う中で、曲の途中、ステージ裏のカーテンがゆっくり開いて、目の前に東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーションが!お店に入ったとき、あれ?今日はカーテン閉まってんだ、と思いましたが、こんな演出が待っているとは…。
無数の青い光が彗星のように瞬く世界を背景に歌う2人。

あの瞬間、ミッドタウンのイルミネーションは完全にチャットモンチーとオーディエンスのものでした(^^)予想してなかっただけに、物凄く感動してしまいました。いやーすごかった~(*_*)


最後までにこやかだった2人。

今日、久しぶりにチャットモンチーについて考えたことは、戦ってきたんだなぁ、ということ。

可愛らしい見た目なのに、コアな音楽ファンからの支持があったり、一方で、テレビ出演もしてメジャー感が求められたりと、小さな体に物スゴイ期待や責任がかかっていたんだと思います。また、高橋さんの脱退もあり、バンドのスタイルを大きく変える決断が必要だったり。

もちろん、現在進行形で戦ってるんだと思いますが、今日観た2人は、なんだかとても、落ち着いたような、しっかりと地に足が着いているような印象で素敵でした。
きっとすごく良い状態で音楽と向き合えているんだろうと思います。


そんな2人を観れて、自分も幸せな気分に浸ることができました。



151123


公式channelの中から好きな曲を。

「恋愛スピリッツ」


「染まるよ」


「世界が終る夜に」


「女子たちに明日はない」