韓国ドラマ「ビッグマン」1話 | 気になる映画とドラマノート

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 韓国の財閥グループ企業の社長。

 美人秘書が好きになって、婚約指輪を買って、車で運転中・・・携帯電話を見て、信号無視で、突入したものだから、トラックにまともに横から突っ込まれて、重体になる。

一方、警察署内の廊下の壁に、殺人の指名手配の写真を貼られた男が、なぜか自分で、真犯人をつかまえて、自分で自分の指名手配ポスターをはがさそうとするが、刑事にはがすな、と怒鳴られ、クズはクズだ。おまえはまだ、容疑者だからな、と立ち去る刑事。ありえない光景。



交通事故で重体になった青年社長に戻って、医師は、もう、心臓は、ダメで、機械で延命するが、心臓移植の相手がいればいい、という。

 でも、順番待ちですぐには、無理という。すると、母親で財閥グループの奥様が医師を怒鳴りつけて、うちは、ヒョンシングループの総帥なのよ。なんでも、いいから、何とかしなさい。

 医師は、家族の中で、心臓を提供してくれる人がいれば、すぐに手術が可能ですが・・・というが、設定が狂っている。だって、腎臓や骨髄じゃあるまいし、いくら家族でも、心臓移植は無理だろう。





ところが、この無理な設定を物語はどう押し通すかというと、重体の青年社長の父親で、会長は、側近の男に命じていう。「家族を作れ。そして、その家族になった男が、事故か通り魔で、重体になればいい、そしたら、その家族の男の心臓を分けてもらえばいい」と。つまり、急遽、養子にしてしまうということ。

 しかも、韓国ドラマ特有の、父親が失踪中とか、孤児院出身で、正業についていない男が、ターゲットにされる。

 この男は、運転代行業で食いつないでいて、注文の電話を受けるが、あいにく、友人の父の葬儀に行った後で、酒が抜けていなかったが、お金がほしくて運転する。

 警察に職務質問されると、酔っぱらい運転がばれるので、お客のセレブ娘を乗せたまま、逃げる。そして、カップルのフリして、無理やりキスしたから、「スレギ」つまりクズヤロウ、と罵られる。そりゃそうだろう。運転代行をクズ野郎とののしるセレブ娘も口汚いが、勝手に無理やりキスするのはそれ自体もはやワイセツ犯罪。

 



 この運転代行業で食いつないでいる男が、財閥の御曹司の心臓提供者として、勝手に書類を偽造されて、養子にさせられて、すぐさま、暴漢に後ろから、頭をなぐられて、重体に陥る。

 

 ところが、心臓移植をしようと思ったら、なんと脳が復活して、脳死じゃないから、心臓移植が中止になった。

 さらに、驚くのは、青年社長の恋人の秘書が、呼吸器をはずして、もう一度、脳死にしてしまえば、心臓移植できるのかしら・・・と思って迷ったりする。むちゃくちゃだなあ。