北朝鮮事情 2014年 | 気になる映画とドラマノート

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 小泉首相の拉致被害者問題交渉の時の北朝鮮の担当者、ミスターXとは、本名は、柳 京。

 2010年に彼は金正恩の父親、金正日の妹の夫だった張成沢と対立派閥になったために、処刑されたという。

当時の部署は、国家安全保衛部で、その副部長だった。。ここが、拉致被害者の名簿と所在場所を把握しているらしい。

 統一戦線部というのも、出てくる。従来、日本の国会議員が裏交渉をする時、統一戦線部の相手をさせられてきたが、これは工作機関で、
国家安全保衛部のほうが、情報を把握しているという。

 ちなみに、アメリカは国家安全保衛部を相手にせず、一貫して、北朝鮮外務省とのみ、交渉するという方針を長らく、採ってきたという説もある。

 朝銀というのは、朝銀信用組合のことで、朝鮮総連の傘下の銀行。

( パソコンでは、長銀と出るので、誤植しやすい。)

 朝鮮総連が、朝銀に不正融資を630億円させて、総連の支持での不正融資だと、総連が認めたために、総連がこれを支払うために、中央本部が競売にかけられた。

 630億円の支払い義務に対して、22億円の競売価値しかつかない。

 総連は事実上の大使館としての価値はない。ビザ発給しているわけもないから。これを朝日新聞が総連は事実上、大使館という言い方をするのは、東京都の美濃部知事時代に、「総連を東京都としては、外交公館並みに扱いをすると、馬鹿な決定をしたから。これで、総連は、不動産の税金が免除されていた。

 ただ、スパイの工作機関の役割が大きかった。

 旧ソ連の崩壊で、当時の文書が見つかり、朝鮮戦争は、ソ連、中国のほうは、消極的で、むしろ、北朝鮮のほうが、ソ連と中国を説得して、始めたと国際的に常識になりつつあるという。

 つまり、アメリカのトルーマン政権は、ソ連と協調しうる余地があるという判断があったが、朝鮮戦争できびしい冷戦を決定的にした。

 パク・イルという在日の教授によると、韓国の司法関係者、検事、裁判官たちのかなりの部分は、仏像などの古物の盗品売買犯罪シンジケートからの賄賂をもらっているのではないか、と疑われるという。

 また、西岡力氏によると、韓国の司法関係者は、青年時代、北朝鮮の工作機関により、奨学金関係の資金援助と社会主義思想への誘導を受けた人物が多く、これが、韓国の司法判断を歪ませている要素のひとつだ、とも指摘。

 昔、イギリス、アメリカは、清国国民にアヘンを売って、儲けたが、北朝鮮は日本、オーストラリアに船で覚醒剤、麻薬を持ち込んで、政府資金の一部にしていた。

 元来北朝鮮の寒冷地は、良質な覚醒剤製造に適している。

 2001年に北朝鮮からの覚醒剤およびヘロイン密輸が止まったために、覚醒剤価格が急騰。さらに、性風俗取締りがきびしくなったこともあり、危険ドラッグ使用が増加した。

 日本が北朝鮮にきつい経済制裁をする一方で、韓国がしきりにケソン工業団地などで、北朝鮮を援助するのは、なぜかというと、日本が日米戦争前に、アメリカから経済制裁を受けて、アメリカに宣戦布告をしたと同じで、北朝鮮が行き詰まって暴発することを韓国が心配する。それで、北朝鮮が困らないように、困らないように気をつかわざるを得ないのが、韓国。

 北朝鮮がソウルを攻撃したら、その時点の韓国指導層は、皆、韓国国民から、きびしく、責任追及されるのが怖くてしかたがない。

 ここ数年で、朝鮮総連は、「在日」のための奉仕団体なのか、北朝鮮のための奉仕団体なのか、という疑問にさらされるようになった。

 在日の人々は、日本帰化する事への抵抗がなくなりつつあり、朝鮮籍の人は、韓国籍にうつりつつある。というのは、だんだん、在日の人々は、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの韓国人はそれぞれの国籍を取得しているという事実に気づきはじめているからだ。

 また、アメリカと日本はかつて日米戦争をしたけれど、過去は過去として、いつまでも拘泥していないということにの、気づいてきたことが、大きい。

 かてて加えて、結婚が、日韓相互に事実上、多くなり、親戚関係が良好であることが、上の認識をさらに強めていると思われる。

 結局何百年も経てば、先祖が何人だったかは、誰にも、わからなくなる。

 日本のパチンコが不況になった時は、北朝鮮は苦しく、パチンコが好況になると、北朝鮮も助かる。金やダイヤモンドを購入して、韓国経由ヨーロッパ、アフリカ経由で、大使館を通じて、北朝鮮に運べば、いくらでも援助はできる。

 日本の粗大ゴミ、白物家電、盗難自転車は北朝鮮で修理されて、中国で売却される。日本としては、結果的に中国が、日本の粗大ゴミのゴミ捨て場になっている。

 北朝鮮の軍と中国の(北朝鮮に接する瀋陽軍区の)人民解放軍のアルバイトは、北朝鮮の貧困女性を中国の歓楽街の性風俗に人身売買することだ。

 これは、女性たちにとっては、飢えるよりもましだ、という意味になり、悲惨な状況だが、朝日、日本の国際派弁護士も在日の学者も、これには、知ったことではないとばかりに、日本軍蛮行を言い立てている。一種の国際的棄民である。

 日本はアメリカの経済戦争に対して、それでもなんとか、備蓄や東南アジアからの調達で、アメリカと交戦したが、現在の北朝鮮では、もはや、戦争に打って出る、資源さえ調達不可能になってしまった。

 やけくそで韓国を攻撃しても、現在の金ファミリーの安楽な暮らしを放棄すことになるので、それほどの馬鹿でもないから、戦争が起きない。

 北朝鮮では、しょっちゅう停電するのは、有名だが、これは、暖房面でも苦しいということを意味する。

 気の毒というべきか、ひどすぎるというべきか。

 これがまた、北朝鮮で泥棒が激増する社会的背景になる。

 中国は、改革解放をして、日本の資本も、アメリカの資本をどんどん入れて、日本人にも、アメリカ人にももうけさせるから、その代わり、アメリカは、台湾の中国化を認めてくれ、太平洋のアジア地域を中国にまかせてくれないかと、こういうことになる。

 そして、もし、そうしてくれれば、改革開放化しない北朝鮮を中国が韓国に渡すことに暗黙の同意をする、とこういう判断になる。

 韓国としては、中国に北朝鮮をおさえてもらった上体で、統一したいが、その場合の資金はないので、日本に負担させたい。
 そこで、歴史認識非難を放棄することは、絶対にできない。

 半島統一における経済負担は、日本の資金供出なしに、不可能なのである。

 アメリカは、北朝鮮の核を止める決め手は、中国からの圧力(中国からの油の輸出を止める。)そのためには、北朝鮮の核開発が進めば、日本が防衛のために、核を保有する方向へ行かざるをえない。それが、韓国中国にとって、嫌な事態ならば、韓国、中国は本気になって、北朝鮮に経済制裁をせよ、と考えているが、日本が予想以上に見ざる聞かざるを決め込んでいるために、この手がなかなか利かない。

 要するに、アメリカとしては、北朝鮮からの国際テロリストへの核流出が心配で、北朝鮮に核技術研究を放棄させたくてしかたがない。

 北朝鮮攻撃は、韓国政府から、それだけは止めてくれ、それをやられると、ソウルが被害を受けると懇願されて、できない。

 韓国としては、韓国国内の北朝鮮友好勢力、労働組合が、アメリカ態置く主義への批判を繰り返して、在韓米軍反対運動を繰返すので、これが怖い。しかし、市民運動、労働運動を神格化する韓国国民の意思を押さえつけることも出来ず、このため、韓国は、米韓関係の基本を、対日批判の「人権重視」という価値感を共有している米韓という方向で維持したい。

 そこで、アメリカ下院外交委員会の委員長の日本は韓国に、セックス・スレイブ問題で謝罪すべきだ、という発言もでてくる。

 韓国の米韓同盟維持の必死の努力は、国内の反米運動について、アメリカが憤激するのをなだめるためには、なんとしても、米韓は、人権重視の価値感を持っていると国連活動を通して確認しなければならないという背景がある。

 韓国国内の反米活動に、憤激したアメリカに本気で韓国を去られては、韓国はアメリカなしに、中国、北朝鮮と対峙しなければならなくなるのが、怖くてしかたがない。

 米韓関係の維持には、親韓派のアメリカの議員を増やす必要がある。

 サムスンの工場では、「段取り」とか、「差込み」という日本語を使っているが、韓国人の意識では、もうそれが、日本語という意識がない。

 韓国人に、家電では、日本と韓国ではどちらが先進国かと聞くと、韓国は日本を追い越した、と確信して答える。部品が日本製だということは、韓国メディアは、国民に言わない。これは、韓国人のまちがった楽観主義を生んで、将来に伸びられない要因になる。

 日本は意外に強みがあるのは、40万人以上の都市における子供の学習塾がものすごく発達していることだ。

 韓国人は、まだまだ、韓国は遅れている、と思っている限り、今後、伸びるが、日本を家電が追い越したと、楽観しているので、没落が近い。

 これが、今後も、日本の技術力、特許研究、基礎科学の強みになっていく。