プラトーンの監督オリバー・ストーン | 気になる映画とドラマノート

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「プラトーン」の映画監督オリバー・ストーンは、「サルバドル遥かなる日々」「7月4日に生まれて」などを見てわかるように、典型的な反戦映画監督のひとりだ。

 


 

 しかも、アカデミー賞監督賞を二度受賞した一流の文化人ともくされている。

 


 

 したがって、オリバー・ストーンは、良心的アメリカ人の歴史観がどのようなものであるかのひとつの指標として見てもいい側面がある。

 


 

 オリバー・ストーンは共産主義に対して間違いなく、鈍感である。

 

 日本の雑誌VOICE12月号のインタビューにおいて、北朝鮮についての言及はいっさいなく、中国については、「彼らの海外進出に対する野心はそれほど多くない。なぜなら十分な土地があるからだ、と言っている。

 


 

 「したがって、中国が沖縄のような島を占領することに意味はない。沖縄が中国に侵略されるという論法は、アメリカが沖縄に駐留したいからなのだ」という。

 


 

 オリバーストーンは、中国人と中国共産党を混同しているらしく、

 

「在米中国人は非常に賢く、戰爭を好まない人々だ」という。

 


 

「中国人には長期的平和を実現する能力がある」とまで言う。

 


 

 オリバー・ストーンは日韓関係には、どう思っているのだろうか。

 


 

 彼には韓国人の妻がいて、韓国人の知人が多い。そして、おりばー・ストーンの知人たちは、日本人の傲慢さを軽蔑しているという。

 


 

 オリバー・ストーンの考えでは、日本は、

 

「韓国では慰安婦、中国では大虐殺、満州では人体実権、細菌戰爭など、ヒトラーのような虐殺行為をしました。・・・だから、ドイツに見習って反省するべきだ」という。

 


 

 オリバー・ストーンは広島に訪問したし、原爆投下はまちがっていたと言っているので、日本のNHKBSで、彼の「もうひとつのアメリカ史」を10週にわたって放送した。

 


 

 しかし、実際には、彼はアメリカもそんなによくない国だと言っているだけで、日本がヒトラードイツと変わりない悪の軍国主義だと信じていることに何の代わりもないし、親中国、親韓国派のアメリカ人なのだ。