筆者はこうした愛国主義をぶちまけるようなドラマは、「教養や歴史知識に欠ける若者」に間違った影響を与えかねないと述べ、「最先端」の武器や 戦術を持つ現在の日本に勝つことさえ「ごく簡単なこと」と誤解し、抗日戦争に勝利したことの「意味」や「価値」さえ損ねてしまうと懸念を示した。
以上、サーチナニュースより。
日本のマスコミは、めったなことでは、他国の欠点をドラマで表現しないが、中国では、毎日のように、「日本人悪役」が登場しているという。
興味深いのは、韓国のほうが、悪役日本人は放送回数は少ないのだが、「済衆院」や「名家の娘ソヒ」などで、日本が「朝鮮人の劣等性を研究していた」とか、「日本はどこどこまでも、戦争しようとしていた」などというウソが放送されても、疑問は提出されない。疑問を提出しようものなら、韓国での、評論家生命は、即日断たれてしまう。なにしろ、キム・ワンソプ氏の本は、青少年有害図書だ。
おもしろいことに、中国では、政府の指導で抗日ドラマは、韓国以上に始終放送されるが、次第に疑問の声が出ている。