ソウルの日本大使館放火犯人引渡し問題 | 気になる映画とドラマノート

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判断でソウル高裁は、靖国神社について「国家施設に相当する政治的象徴性がある」と認定。劉容疑者が犯行動機として「韓国出身の祖母が(朝鮮半島の日本統 治時代の)慰安婦で、謝罪せず責任を取らない日本政府に怒りを感じた」と主張している点をとらえ、「(慰安婦などに関する)過去の日本政府の認識と政策に 怒りを感じ、日本の政策を変化させようとした」とし、「政治犯に当たる」と認定した。

 劉容疑者は12年1月、ソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ込んだ事件の取り調べや公判で、11年12月に靖国神社の門に放火したと自供。警視庁が建造物等以外放火容疑で逮捕状を取得し、日本政府が引き渡しを求めていた。

 劉容疑者は大使館への火炎瓶投げ込み事件で服役。昨年11月に刑期を終え、高裁での引き渡し審査終了まで拘束されていた。中国政府は韓国政府に政治犯と認定し、中国へ退去させるよう外交圧力を強めていた。

以上この記事ZAKZAKより引用。

これについて、自民党の(警察官僚出身の平沢勝栄にして、「放火」が「政治犯」なのか、という認識なのである。

これは、そういう批判の仕方ではダメで、この容疑者の犯行が政治犯で、しかも、それがスパイの類の政治犯ではなく、放火ということは、テロリストなのである。

韓国は、政治犯は引き渡さなくてもいい、という条項の立法目的を取り違えている。

「(慰安婦などに関する)過去の日本政府の認識と政策に 怒りを感じ、日本の政策を変化させようとした」とし、「政治犯に当たる」と認定した。

これが通るなら、まさにこれは9.11テロのアルカイダの論理そのもではないか。

韓国は、連合軍として、イラクなどの紛争地域に軍を送った場合、テロリストにテロを仕掛けられて、政策変更を迫られてもいいと言っていることになる。



こういうことをしては、中国も、韓国もテロを容認していると見られてもしかたがない。もっとも、韓国はテロリストを国家英雄にしてきた実績がある。


もし、慰安婦問題で韓国に共感する日本人が、この容疑者の韓国の扱いを正当化するなら、正しい主張は、何でも、放火して、アピールしてよいことになる。
原発問題でも、基地問題でも、なんでも、「市民」が政府の政策がおかしいからと言って、妨害行動や放火をして通すなら、果てしない放火のやりあいになる。放火民主主義実力行使民主主義。口下手の開きなおりだ。