韓国大統領パク・クネさんを応援するわけ。
まずパク・クネさんは、人相がいい。なぜか日本の女性政治家に人相がいいな、と言う人は思い浮かばない。
一人、日本の女性政治家にも、品のいい人は、いるのだが、この人は、国会質問に立つと、蚊のなくような小さい声でものを言う。
わたしは、台湾人の金美麗さん、韓国出身の呉善花さんのように、しっかりと、元気にものを言う人が好きであるが、なんで、日本人女性は、しっかりと、元気にものを言うっ女性は、稲田朋美、田中真紀子、田島陽子と田舎の野菜かついだ行商のおばさん風に元気がいいのはなんでか。いや、その種の人柄の良さはあるが、品がないのだ。片山さつきはどこかいやしく、佐藤ゆかりさんは、美人すぎて、おそろしい。なんだか、銀座の超一流クラブのトップ経営者のようで、そんな女性と普通は口がきけるものではない。まあ、イメージだけども。
まあ、これらは所詮印象だから、どうでもよいが、パク・クネさんは、父母ともに、暗殺されている。しかも、ご自身も、テロリストに顔を切られている。そんな苦難を経験しての、あの穏やかな顔である。只者ではない。
李明博大統領は、就任時は、支持率は７５％だったのは、青年層の就職難解決の期待度が高かったからで、なぜ、パク・クネさんの支持率が４０％台かというと、人間の心理として、保守派の李明博が庶民層の暮らしを楽に出来なかったのだから、やはり、革新政党に庶民の利益を配慮してもらいたいという意識が働くからだ。
その分、保守陣営のパク・クネさんは、李明博失政のとばっちりを受けている。失政と言っても、韓国経済を牽引している企業は、日本の部品を輸入して、製品化し、中国に売っているというのが、基本であり、日本の場合は、トヨタモホンダも、日本の下請け企業の製品を仕入れているという、基本的な違いがあるから、だれがやっても、韓国経済を本当に上向かせるのは、むずかしい。
日本の場合、不況だ失われた２０年だといっても、盆暮れには、２００万人もの人々が海外旅行に行き、正月の終わりに帰ってくるし、グァム、香港、ソウルなどは、年中行っている。こんなに、年中海外旅行する国民は日本人くらいで、震災だ原発だと財政破綻するんではないか、といいながらも、しっかりレジャーはしている。
日本共産党は、企業の内部留保はひどいというが、巨額な内部留保をしているトヨタの社員のボーナスは年間１５０万円であり、小企業は内部留保などなく、電気代に四苦八苦なのだから、日本共産党のいうように、内部留保をくずしても、大企業の社員と町工場や商店の店員との差が広まるだけのこと。さらには、大企業の研究開発投資は抑制されるので、特許収入が減り、国際競争力は低下するので、内部留保に着目しても、庶民には、何の恩恵もなく、大企業の社員が海外旅行に行くときの部屋のグレードがあがるだけのことなのだ。
話は戻って、パク・クネさん。
世界の「家計金融資産」
１位アメリカ ４３００兆円
２位 日本 １４３３兆円
３位 英国 ５７０兆円
４位 ドイツ ４３０兆円
５位 フランス ３５０兆円
韓国は借金 ８０兆円なのである。
これだから、韓国の方々は、日本人のように、海外に年中遊びにいくどころではない。
血相かえて、大きな覚悟で、アメリカや日本でヘアーピースの卸やクリーニング業でもやろうか、とする。
そして、韓国の公営テレビＫＢＳ自身が、韓国女性が日本に１万人、オーストラリアに１万人、アメリカに約８万人合計１０万にもの風俗出稼ぎに行っている、政府は困惑しているなようです、などとしらーっと解説している。そして、韓国の失業者は、日本のネット難民よりもさらに過酷で、ネットも新聞も、テレビも見られないために、社会との関係を断たれて、世の中が性犯罪の横行で騒然としていることさえ知らずに孤独に生きている。そのために、来る日も、重大な幼児性犯罪が起きる。
前大統領などは、怒って、再犯を防止するために、性器を切ってしまえばいい、と行ったり、性犯罪の初犯者に追跡装置を付け始めている。
経済的困窮者が多くなると、そこまでいくのである。
日本人はソウルに行って、当たり前のように、焼肉を食べるが、庶民はほとんど豚肉で、日本に来ると、牛丼のおいしさにびっくりする。
だから、韓国のテレビのクイズ番組やバラエティー番組で、タレントがもらう景品で一番ポピュラーなのは、牛肉だ。これは、庶民にとって、高値の花だからこそ、とりあげられるのである。
それでも、北朝鮮では、こどもが道で死んでも、数日も、放置されたり、地方では、落ちた米粒を拾い集めて、薄いおかゆにして食べる光景が珍しくない。
韓国もまた、日本人と同じく、超建前社会で、北朝鮮の飢えは報道せず、アフリカの困窮ばかり報道して、国民にアフリカの貧困に愛の手をと、やるものだから、北朝鮮の地方が、まさかアフリカに近いほどひどいと思わず、したがって、金正恩体制を憎む人は少ない。
この金正恩体制に和解的な姿勢を持つ人々が、パク・クネ大統領に対抗する、労働組合であり、労働組合勢力は、パク・チョンヒ大統領が共産主義から、国民を保護して、日本に学んで「なせばなる」の韓国訳を標語にして、経済政策を次々に打っていったのを、強引で民主的じゃないと、足をひっぱり続けた勢力である。
韓国の労働組合が、どうして、北朝鮮に共鳴するかというと、日本も、韓国もアメリカに基地をおかれて従属しているが、北朝鮮は、中国の基地があるわけでもなく、中国の意見を拒否できるし、アメリカを核で脅かすことも、出来る。日本よりも、韓国よりも、立派ではないか、というのである。
パク・クネさんは、こういう親北朝鮮派の労働組合、マスコミの労組出身ジャーナリストの、国民への反米反日親北朝鮮化教育の圧力を受け続けなければいけないので、大変な気苦労が待っている。