アメリカとカナダのアジアドラマファンの人たち | 気になる映画とドラマノート

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厳選名作映画とドラマを中心に、映画、テレビ番組について、思いついたこと、美麗な場面、ちょっと気になる場面に注目していきたいと思います。

最近になって、アメリカ人とカナダの人専用の、日本ドラマと韓国ドラマのファンサイトに時々訪問しています。
ああ、あれかと、思う人もいるでしょう。

韓国ドラマと日本ドラマのかなりの数の作品が、英語字幕つきで観ることが出来るのですが、日本からアクセスしても、これはアメリカとカナダからアクセスした場合だけ、観ることが出来るんですよ、と云う文言がでて、観ることが出来ません。
たぶん、全世界からアクセスすると、サーバーに負担がかかるから、そうしたシステムにしているのだろうと思います。

そこでひとつ気になったのは、そうした北アメリカのサイトでは、韓国ドラマを、ジャパニーズドラマ、と英語で表示している場合が往々にしてあるのです。

ファンなのに、ずいぶんいい加減だな~と思ったのはもちろんですが、これが逆に、日本ドラマが韓国ドラマと表示されたなら、もっと嫌な感じを持ったろうと思います。

というのも、今の日本のドラマや映画は、あまりにも、ファンをないがしろにしているのではないでしょうか。

たとえば、韓国の芸能人へのインタビューや、ドラマの制作発表会はとても多いのに、日本はめったに、制作発表会などはなくて、バラエティー番組にちょこっと参加してもらって、終わりです。

高視聴率でも、特別番組を組むわけでもないので、楽しくてたまらない時間がドラマから派生して生まれるということもない。

日本もかつては、ドラマと主題歌のヒットが結びつくことがありましたが、韓国のOSTは毎回定評があります。

あと数年したら、日本のドラマも韓国ドラマの一ジャンルとみなされてしまうと心配したくなってしまいました。

you tube では、韓国ドラマ関連の動画はほとんど無数にありますが、

日本の場合はまれにしかありません。

私自身、ある日本のドラマの紹介動画をアップしてみたところ、アメリカの人からメールが来て、もっとたくさん紹介してください、という意味でした。

しかし、日本のドラマや映画に限って、削除されやすくて、削除されると投稿禁止になるので出来ないのが実際。

結果的にいま、韓流は日本の芸能文化を追い越して、ずっと先まで行きそうな気配です。

たしかに、野放図に作品そのものをネットにアップするのはいけませんが、ファンの遊び心をもっと日本は尊重してもいいのではないでしょうか。