君は青年の頃にあまりにも苦労をして、事を急ぎすぎる。
万事を自分中心に考えてはいけない。
殿下の気持ちを察するのだよ、と。
しかし、イ・イチョムの傲慢な精神は師の考えを「あなたは間違っています。策略によって、殿下をあやつり、勝者となるべきなのです。歴史は勝者のものなのですから、と破滅への道を突き進む。
そして、光海君もまた、
馬鹿ではなく、いや、むしろやけに知恵があるが、小ずるいところがあり、これもまた、破滅にまっしぐらだ。
イ・イチョムは、自分の気持ちを察して、実の兄臨海君を殺した。が、それは私の意に沿ったものだとしても、王族への反逆でもある。イチョムは私の同士とは言えない。しかし、(イチョムは使えるから、罰しない)だから、ホ・ギュンに対向軸になってくれと、虫のいいことを言う。
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