25話では、ソンオクと正妻の間に「パワーハラスメント」の原型のようなものが描かれる狡猾な上位者は、下位の者が死にたくなるまで苛め抜く。
25話のソンオク
そして、26話で、善意の告発が行われるが、いじめる側は狡猾にしらばくれて、無実を主張し、真実を言えば結局着の身着のまま家を追放されるしかない側女ソンオクは何もありません、と答える
一方、ホ・ギュンは改革の夢を語るが、キーセンのメチャンは「そのような世の中は生きているうちにくることはありません」と言う。考えてみればそうかもしれない。
坂本龍馬がどうのこうの言って、明治大正昭和と全国津々浦々に貧民窟はあり、戦場で死んだ人、飢えた人、内地で空襲で亡くなった人、吉原で生涯を終えた女性たち、劣悪な労働環境で早死にした男達、これらは大政奉還の後に起きたことなのだから、庶民にとっては何も変わらなかったかも知れない。
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