NHK大河ドラマ江 姫たちの戦国 第6回 光秀の天下 魔的なものを失った日本ドラマ | 気になる映画とドラマノート

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厳選名作映画とドラマを中心に、映画、テレビ番組について、思いついたこと、美麗な場面、ちょっと気になる場面に注目していきたいと思います。

 江(ごう)は、「もう誰にも死んでほしくない。」と言い、光秀は「戦のない世を作れればそれでよかった。江(ごう)様、約束を果たせず、申し訳ない」と言って死ぬ。
 
 NHK大河ドラマには、「絶対平和主義」の宿唖のようなものがあって、それが人間の深い暗愚、恨み憎しみを描くことを放棄してしまう危険性をはらんでしまう。

 それはたとえば、政府に対する深い疑念を描くような(幕府を倒す思想がそのまま自民党政権への疑念を意味するかのような表現をも、危険思想として、)脚本家ともめるようなNHKの保守的な体質に現れている。

 私のこういう発想を反日というのだろうか?そうはいうまい。だって、「反日」というレッテル貼りの好き人たちは日ごろ、NHKが反日だと言っているのだから。

 私はNHKが反日だということよりも、NHKドラマの通俗性、ホームドラマ性、平和礼賛性のほうが気になる。韓国ドラマのほうが、時々「魔的なもの」がある。 
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