処刑されるユン氏は、堂々としているため、まったく不当に陰謀によって殺された印象もあるが、基本的には、この場面に「不当な処刑」という意味はない。
ここでユン氏が処刑される事情は、次のようにまとめられる。
①1476年世子ユンを産む
②1479年しかし、世子の母ではあったが、素行が悪く、廃妃となる
③廃妃にはなったが、世継ぎの実母のため、復権する可能性がある。そこで、成宗の実母が悪評を立て、成宗に死刑を決断させた。これが冒頭の場面
このユン氏の息子が、後の暴君燕山君(ヨンサングン)となる。
チャングムの誓いにおいて、主要な登場人物中宗(イム・ホ)はこの燕山君(ヨンサングン)の次の王である。
ドラマの主要人物の一人、中宗の母は、冒頭処刑されたユン氏に次ぐ3番目の妻である。
チャングムの母、ミョンイが登場する時、すでに燕山君(ヨンサングン)が即位している時代が背景になっている。
女官の頃のハン尚宮
ミョンイ(後のチャングムの母)
娘時代のまだ大きな悪を知らなかった頃のチェ女官
チェ女官は叔母のチェ尚宮に命じられて、王の祖母に毒を盛る。これをミョンイが目撃して、上司に報告するが、アダとなって、謀殺されそうになる。チェ女官はミョンイを陥れる嘘の証言をしたことを後悔して泣く。
なぜチェ女官は、王の祖母に毒をもったかというと、王の祖母は現王の実母と不仲、であったから、現王を廃位させる勢力の有力者なのである。そして、王の祖母は王の実母を処刑するよう、仕向けた女性である。
ミョンイは、謀略により毒を飲まされるが、親友ハン女官はとっさに解毒剤も一緒に飲ませたために、ミョンイは一命を取り留めて川を流れていく。
時は流れ、ミョンイは自分を助けた男性と暮らし、娘を育てる。