主将です。

今の大道塾総本部のある通りは、

神社や寺を繋ぐ、古くからある道なんだよね。

で、10年ほど前まで、

ちょうど総本部の通りの向かいあたりには、

主将が足繁く通った蕎麦屋さんがあり、

このブログでも紹介してた。

蕎麦屋の栄屋さんのラーメン | (社)全日本空道連盟大道塾御茶ノ水支部(旧水道橋支部） (ameblo.jp)

総本部のそばに最近、とても大きなマンションが完成したけど、

そこは「白十字」という医療用マスクとかを作っていた会社の工場（？）の跡地で、今もその敷地の前の電柱には、昔のまま、地面からの高さを示したスケールが取り付けられたままになっている。

これがなにかっていうと、この敷地の横を流れる神田川は、

ちょっと激しい雨が降るとすぐに氾濫したから、

いったい何センチ水が川から溢れたか、それを示すためのもの（たぶん）。

本来、川の流れを境に区が分かれていたりするものだけど、このあたりは、豊島区と新宿区の境界は、川の流れと関係なく、入り組んでいる。なんでかっていうと、もともと神田川は激しく蛇行する川で、その川の流れに沿って区の境界を決めた後に、川を深く掘ってまっすぐの流れに整備したから、そうなっているんだな。

で、そうやって整備した後でも、つい30年くらい前までは、川の近くは大雨が降ると床下浸水くらいにはなっていたんだよね。ここ20年くらいの間に、神田川の水を別のところに通す暗渠を掘ったらしく、大雨が降っても水は溢れなくなったんだけど、ま、「坂をのぼった目白ゾーンが高級住宅街」「坂を下った神田川に近い（現在の総本部含む）ゾーンは、庶民と工場の下町」という色あいは、今も色濃く残っている。

で、総本部と神田川の間にある通り（早稲田から高田馬場方面に向かう通り）には、銭湯や駄菓子屋、個人経営の食べ物やさんが今も健在。

総本部から徒歩1分くらいのとんかつ「NOBU」さん

も、ショーケースの中を覗くと不安になるかと思いますが、

リーズナブルでとってもよいお店です。

総本部に赴く機会がございましたら、ぜひどうぞ！

大道塾総本部のある地域と、とんかつNOBUさんの話（プチ歴史探訪）