主将です。
最近「アバター」と「サマーウォーズ」観たよ。
「サマーウォーズ」は、古きよき時代の義理人情と、コンピュータの進化が引き起こす事件。
双方が“戦う”ってのは、これからの時代にピッタリの問題提起なんだよなぁ。
でも、やっぱりおっさんには、コンピュータの世界のキャラクターとか、それを操る少年とかに、シンパシー感じにくかった…。
同じ監督の「時をかける少女」は、ノスタルジーだけで楽しめたからなぁ。
「アバター」は勉強になったね。
なんでもリアルに表現すれば良いわけじゃないってことが、よく分かったよ(苦笑)。
テーマ自体は、「未来少年コナン」に始まり「ラピュタ」「ナウシカ」「もののけ姫」と宮崎駿作品に共通の“エゴに満ちた文明科学の否定”と、ほぼ同じ。
でも、ひねくれ者の主将には、なんか、鼻につくんだよなぁ。
この作品がアメリカの映画ってことで、なんか、上から目線に感じちゃうんだよな。
"ネイティブアメリカンとかブラック&イエローを、我々が、世界の警察となって保護してあげる(だから世界のリーダーは我々ね)”みたいな。あの国のイヤな感じと同じに。
解決法が結局、ドンパチやって、敵をブッ潰すやり方だし。
3D映像は、確かに迫力あるけど、10分もすれば、目が慣れちゃって、それが当たり前に思えてしまうし。
アニメの方が美しくていいや。
(つづく)