【※ご報告】


一、全日本空道連盟 大道塾杉並支部は、9月30日(金)を以って多田英史(川保天骨)氏へ移譲されました。 


二、本日10月31日をもちまして、私、清水和磨は、(社)全日本空道連盟大道塾を退会させて頂きます。



和多志は、高校時代柔道(初段)に始まり、ファイティングネットワーク・リングス(練習生)、(分裂以前の)極真空手城南支部(7級)を経験した後、22歳で格闘空手大道塾総本部寮生(18期生)として、現在の空道(格闘空手)を始め、並行して麻生秀孝師範の関節道SAW(サブミッションアーツレスリング)を稽古してきました。


今般、誰より、本質的に愛した自負のある大道塾、何の迷いもなく即日退会を決定できる道を故郷長野県で見つけました。

加えて、あくまで「路上での専守防衛対応」と認識していた大道塾は、現在ポイント制競技となり、オリンンピック競技を目指すという矛盾への傾倒、真の仲間無きここでやる意味は、もうかなり以前から無くなっていました。


それでも、塾長のご意向通りやってきた自負、最後の格闘空手(自称)の誇りはありました。

度々、そのあまりの熱量が、現在まったく求められていない過激な行動、表現となっていたこと、ここにお詫び申し上げます。


現役選手へ

大道塾+1団体ぐらいの稽古は、許容範囲ですが、それ以上、併せて「空道大道塾」より他組織寄りというのは、問題外で、明確な売塾行為と思います。

そんな、どっちつかずの人に「空道大道塾」という団体への真の矜持、専守防衛と実戦対応力が育つ可能性は0です。

それと、上下関係、この団体の歴史の重みを理解できない、理解しようともしない、単にアスリートとしての慇懃無礼かつ、非常識が道着を着て歩いている競技スポーツマン。これも何度も蹴りそうに…というか、こちらは実際やってます。


道場内での上下関係(特に社会人と若手トップ選手)の関係に於いて、勘違いされているシニアクラス…これも長いこと黙認せざるを得ませんでした。

リスペクトのまったく無き不遜な態度、今まで何人も殴りそうになりました。

少し、ご自重頂きたい。大道塾を支えているのは、他の誰でもない

「今を紡ぐ北斗旗戦士」

これを、お忘れなきよう…それが無いから、年長者と若手世代の繋がりが断絶しています。もちろん支部単位、地域単位ではあったりもするのでしょうが、それは全国統一にならない限り、大道塾そのものは堕ちるだけとなってしまいます。


大道塾はカルチャーセンターでは御座いません。その様な軽いノリで…を通り越した異常さにお気づき頂ければ幸いです。


以上、最後の老害の、あくまで個人的意見と進言でございました。




本来は、お一人お一人にご挨拶すべきですが、和多志はもう半生は完全に過ぎており、新規行動としては時間(命)がありませんので、こちらで併せてご報告御礼とさせていただきます。

「◯◯には◯◯」といった別れ方、人によっての偏りがあると、恣意的な見方をされますので、こちらからのご報告、ご連絡は一切控えさせて頂きます。


この絶望に居た人間に対し、団体内では不利益となる可能性、それを一切省みずお付き合い頂いた最期の旅の途上でのシンクロニシティ。中川博之多賀城支部長、笹沢一有君、それと退会してしまった気狂い…石田圭市代表師範、服部宏明先輩、村田良成先輩、野原健太郎先輩、第2回世界大会日本代表で元塾生の堀篭亜紀さん、◯◯さん、◯◯先輩、○○さん、元品川支部門下生、元新宿文化センター門下生の真の関係であった方々、そして、和多志に共感してくれ、有り難いお言葉を幾度にも渡りかけてくれていた麻生秀孝師範、他の皆様には大変な力を頂きました。


麻生師範には

「百年後、再びSAWと大道塾が稽古していたら…」

百年後に見つかる化石でも良い…そんなやり取りをしました。

の如く柔に武道心を 追求し 百戦錬

予定が合わず、会えなかった時の為に、この言葉まで考えて、お送りくださいました。

和多志はSAW門下生、柔術は一生学べません。それも退会理由の一つでした。





最後に最高に楽しく、大道塾を始めた思い出の地での掛け替えのない無い一時、それに協力して頂いた方々には感謝のみ、本当にありがとうございました。



今後は、故郷長野県に還り、売国奴からの脱却、これを死ぬまでに成すことを目指します。


27年間の永きに渡り、本当にありがとうございました。大道塾と創始者である東孝師範、東恵子事務局長、二代目長田賢一塾長、そして先輩後輩の皆様に出会えて良かった。それは真意です。


特に、東恵子事務局長に退会のご挨拶に伺った10月3日のことは忘れません。

この突然の報告、しかも、多賀城支部へ塾生として行きたかった「10月いっぱいまでで…」この条件含め、あっさりと認めてくださった上に

「戻りたくなったら、いつでも戻ってきなさい」

和多志は感動で泣きました。それだけで充分です。




元 大道塾塾生

元 大道塾品川支部長

元 大道塾杉並支部長

元 格闘空手原理主義者


清水 和磨


これにて散華致します。


令和4年10月31日


押忍