さて、着いたは良いが、まだ12:45
しかも、稽古は20:00〜らしい!

観光名所を探そうとするが、何もない!
そんな経緯があってから…
快活クラブでくつろいでいた。
この空手?の試合に出ている中川という選手が気狂いでビックリした。


笹沢のせっかくの休日なので遠慮してたが、よく考えたらこの機会が最後かもしれない。ならば…


どこまででも遠くまで〜、行けるような〜、気がしてた〜♫

ほどなくして、笹沢スグルは来てくれた。

地元のスポットを聞いてみたが、なにも知らない(もちろん想定内)、なので『多賀城跡』を指定して向かった。

中川先輩も不思議だったが、笹沢も不思議、二人とも日常でやり取りがあったわけでもないのに、いきなり会っても普通に話せる。 
笹沢はラインのやり取りが濃すぎたせいか、何年ぶりかなのに会話しまくりだった。今回、大分県での師匠である大分支部の藤田斉支部長と頻繁にラインしていたが、まったく同様。それを繋いだワードとは格闘空手、これしかないだろう。考えるまでもない。

しかし、奥さんはどんな人なのだろうか? やはりナチュラルボーンきち…
案内板は見つかった。もうこの辺りなのは間違いない。地元住民なら誰でも知っている筈、偶然通り掛かった工事現場の職人に尋ねた。

「多賀城跡って、どれですか?」

結構説明してくれたが、端的には…

(^o^)「よう分からん」

結局、長閑な道を散歩して戻ってきただけとなった。
まだ、全然時間がある。笹沢も稽古前に少し食べておきたいとのことであり、半田屋へ向かう。

道中でたまたま見つけて、突然忘れていた記憶を思い出した。東北本部から少し離れた場所にあり、2回?ほど行った記憶が甦った。とにかく半田屋のイメージ
気狂い鬼安い
品数が気狂い

1958(昭和33)年6月11日
まだ戦後の名残あるじゃんじゃん横丁に
「めしのはんだや」
誕生、そのコンセプトが
お腹いっぱい食事をしてもらう
まさに、有言実行から60年以上を経てもブレない道を追求する仙台発祥の気狂い食堂である。

17:22
1996年以来、実に26年ぶりに還ってきた!

仙台在住のくせに、存在すら知らなかった早稲田大学OB笹沢は、まるで散打王者ホセイン・オジャイとの戦いの時のように堂々と入場した。


笹沢一有3部作のリンクはここから👆
とにかく、安い。そして迷うこと必至のメニュー魚群
ごはんは中までしかないが、この中とは一般的な「特盛」より多いほどだ。

なんとこれで、税込みたったの…
921円!
めし(中)、これが最大だが480グラム、ミニですら通常の並ぐらいの大きさ。所見の人は気をつけたほうが良いだろう。 
米は宮城県産に拘りまくりの、宮城米オンリー、こんな店が近所にあったら自炊などやる意味なし(笑)

笹沢が北京での暴食をしないので、取り分けて与えたのだが…

(^o^)「こんなに、たべれませんよ」

計量前にチーズ牛丼をわざと食べてオーバーさせた頃の勢いがまったくない。これではアキレス腱固めトーナメント大本命として不安すぎる。
(※髪色、メイクなど変えてみた石原さとみ)
話題はやはり、かつて戦った戦場及びロシアン気狂いのテーマへ
「レシェトニコフとゴルバチョクって、パラメータが顔面パンチ全フリなんだよな。寝技17、投げ8、顔面パンチ300みたいな…」
二人で大爆笑、食べ終えても話は尽きなかったが、1時間半ほどで、ついに決戦の中川道場へ

果たしてこの男は勝てるのか? それとも…本人は食わされすぎて、もはや何も考えていなかった。


つづく